はなはなショップブログ

つるバラの剪定と誘引 大図解!
つるバラの剪定と誘引の基本について、図解にして出来るだけ詳しく説明したいと思います。 今回は壁面仕立てのフラゴナールがモデルです。 スマホから ↓↓↓昨年の春の開花時の様子です。香りのよい華やかな大輪の花をたくさん咲かせてくれています。 ↓↓↓これが冬の剪定前の様子。 では枝毎に、順番に説明していきます。 まずは「昨年開花した枝」の剪定から。枝の新しさによって色分けして解説します。 ↓↓↓剪定前 ↓↓↓剪定後 1)青色の太線 → 「2年前に伸びたシュート」 昨年の冬に長い一本枝だったシュートを枝を横に寝かせるようにしてフェンスに誘引。 2)オレンジの太線 → 「昨年開花した枝」 青線のシュートから芽吹いて、春から秋まで何度か花を咲かせた枝です。 この「昨年の枝」には良い芽がたくさんついています。赤線のあたりで剪定しておくと、春には切り口に近い芽から元気に芽吹いて綺麗な花を咲かせてくれます。 細すぎる枝からは良い花が咲かないばかりか、栄養が分散したり、風通しが悪くなったりするので、細枝は元から切ります。 「昨年開花した枝」その2。向かって右側の株元の枝。 ↓↓↓ 剪定前 ↓↓↓剪定後 1)茶色の太線 → 枯れ込み枝なので元から選定します。 2)黄色の枝 → 古い枝で、どこからも元気な枝が出ていない老化枝なので、サイドシュートが出ている手前で剪定します。残しておいても良い花は咲かないので。 真ん中に広い空間が出来たので、あとで他のシュートをココに誘引します。...
つるバラの剪定と誘引 大図解!
つるバラの剪定と誘引の基本について、図解にして出来るだけ詳しく説明したいと思います。 今回は壁面仕立てのフラゴナールがモデルです。 スマホから ↓↓↓昨年の春の開花時の様子です。香りのよい華やかな大輪の花をたくさん咲かせてくれています。 ↓↓↓これが冬の剪定前の様子。 では枝毎に、順番に説明していきます。 まずは「昨年開花した枝」の剪定から。枝の新しさによって色分けして解説します。 ↓↓↓剪定前 ↓↓↓剪定後 1)青色の太線 → 「2年前に伸びたシュート」 昨年の冬に長い一本枝だったシュートを枝を横に寝かせるようにしてフェンスに誘引。 2)オレンジの太線 → 「昨年開花した枝」 青線のシュートから芽吹いて、春から秋まで何度か花を咲かせた枝です。 この「昨年の枝」には良い芽がたくさんついています。赤線のあたりで剪定しておくと、春には切り口に近い芽から元気に芽吹いて綺麗な花を咲かせてくれます。 細すぎる枝からは良い花が咲かないばかりか、栄養が分散したり、風通しが悪くなったりするので、細枝は元から切ります。 「昨年開花した枝」その2。向かって右側の株元の枝。 ↓↓↓ 剪定前 ↓↓↓剪定後 1)茶色の太線 → 枯れ込み枝なので元から選定します。 2)黄色の枝 → 古い枝で、どこからも元気な枝が出ていない老化枝なので、サイドシュートが出ている手前で剪定します。残しておいても良い花は咲かないので。 真ん中に広い空間が出来たので、あとで他のシュートをココに誘引します。...

2021年の新品種を紹介します!
大変お待たせしました!! 昨年秋のNewRosesで発表された、デルバール、河本バラ園、ロサ・オリエンティス ブランドの新品種を、春の新苗から販売開始します!!! なんと今年は新品種7品種と新規取り扱い品種2品種で、合計9品種ものNewFaceが発売されますので、ここでまとめてご紹介します。 ご注文の受付は2月3日(水)18:00~です。 それまでは「在庫がありません」になっていて注文は出来ませんが、ページを見て品種のチェックが出来るようになりました。リンク先の詳細をご確認ください。 それでは、まずはデルバールから。 ↓↓↓ エスプリ・ドゥ・パリ 華やかで艶やか。これぞフランスは「パリのエスプリ(魂)」! コンパクトな樹形で、花付き良く、春から秋まで繰り返して良く咲いてくれます。 ↓↓↓ ローズ・アントワネット 大人気ローズ・ポンパドゥールの枝変わり品種。ポンパドゥールよりも花色もボリュームも抑えめで、優しい雰囲気が特徴。 ポンパドゥールよりやや小型のコンパクト~中型のシュラブ樹形で、こちらも春から秋まで繰り返しよく咲きます。 つづいて、はなはなショップで特に人気の高い河本バラ園品種から。 ↓↓↓ リナルド 濃い紫から色がうつろう過程含めて個性的。退色した紫もシック。 ↓↓↓ ラ・ベル・ポー 新品種では無いですが、はなはなショップでは今年からの取り扱い品種です。 微妙なオレンジがかったグラデーションの黄色の中大輪花。半つる性なので小さめのトレリスやオベリスク仕立てにも出来ます。 ↓↓↓ コリーヌ・ルージュ...
2021年の新品種を紹介します!
大変お待たせしました!! 昨年秋のNewRosesで発表された、デルバール、河本バラ園、ロサ・オリエンティス ブランドの新品種を、春の新苗から販売開始します!!! なんと今年は新品種7品種と新規取り扱い品種2品種で、合計9品種ものNewFaceが発売されますので、ここでまとめてご紹介します。 ご注文の受付は2月3日(水)18:00~です。 それまでは「在庫がありません」になっていて注文は出来ませんが、ページを見て品種のチェックが出来るようになりました。リンク先の詳細をご確認ください。 それでは、まずはデルバールから。 ↓↓↓ エスプリ・ドゥ・パリ 華やかで艶やか。これぞフランスは「パリのエスプリ(魂)」! コンパクトな樹形で、花付き良く、春から秋まで繰り返して良く咲いてくれます。 ↓↓↓ ローズ・アントワネット 大人気ローズ・ポンパドゥールの枝変わり品種。ポンパドゥールよりも花色もボリュームも抑えめで、優しい雰囲気が特徴。 ポンパドゥールよりやや小型のコンパクト~中型のシュラブ樹形で、こちらも春から秋まで繰り返しよく咲きます。 つづいて、はなはなショップで特に人気の高い河本バラ園品種から。 ↓↓↓ リナルド 濃い紫から色がうつろう過程含めて個性的。退色した紫もシック。 ↓↓↓ ラ・ベル・ポー 新品種では無いですが、はなはなショップでは今年からの取り扱い品種です。 微妙なオレンジがかったグラデーションの黄色の中大輪花。半つる性なので小さめのトレリスやオベリスク仕立てにも出来ます。 ↓↓↓ コリーヌ・ルージュ...

弱った株の植え替えと剪定 ガブリエル
長年はなはなショップの人気ランキングでトップクラスの人気を誇るガブリエルですが、ちょっと育てるのが難しい(?)品種であることをご存知の方も多いかと思います。 それでも、適切な薬剤散布だったり、水や肥料は他のバラより控えめにするとか、剪定は軽めにして枝葉を多めに残すなど、ちょっと手間をかけ、コツをつかむと意外と春から秋まで元気に育ってくれる品種でもあります。 ↓↓↓こちらのガブリエルは、2016年の秋に開花苗を植え付けてから、毎年元気に咲いてくれていたのですが、昨年の夏くらいからイマイチ元気がありません。。 昨年はベイサルシュートも出ていないようです。 ということで、今回はこのガブリエルの大復活に向けて、まずは冬の土替え作業と剪定から始めようと思います。 ↓↓↓大きな株・鉢なので気合を入れて2人がかりで鉢から抜こうとしたところ、、、 意外と根が張っていなくて簡単に抜けてしまいました。。 ↓↓↓ガブリエルに元気が無い原因がすぐにわかりました。犯人はネキリムシ(コガネムシの幼虫)です!! ↓↓↓ネキリムシに食べられてしまって根が少なくなっているので、これ以上根を傷めないように丁寧に古い土を落としていきます。 奥の方にまだネキリムシがいるかもしれないので、この機会に徹底的に駆除しておきます。 ↓↓↓案の定、、鉢土の中に10匹以上のネキリムシが、、 ↓↓↓植え付け準備の間に、根が乾かないように水上げついでに、フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液に浸しておきます。 フルボ酸には発根促進効果もあるので、今回のように傷んだ根を復活させたいときには特に効果的です。 ↓↓↓水捌けを良くするために繰り返し使える鉢底石を敷いてから、特選有機バラの土で、ガブリエルを再度植えこみます。 ↓↓↓先ほど水上げしていた活力液入りのバケツの水でしっかり灌水しておきます。 ↓↓↓さてここから冬剪定をします。 通常、冬剪定は株全体の半分以上剪定するんですが、ガブリエルはあまり強剪定しないほうが良い事、特にこの株は昨年弱ってしまったので剪定は軽めにしておきます。 ↓↓↓真ん中の古い枝(青線)は枯れている様に見えますが、2~3年目以降のガブリエルの枝は普通にこんな感じになるので問題ありません。 そこから枝分かれしている枝(オレンジ線)は昨年花の咲いた枝。この昨年の枝のうち元気な枝を残して剪定します。 先端の右側に出ている枝は細くて勢いが無いので赤線の位置で剪定します。 ...
弱った株の植え替えと剪定 ガブリエル
長年はなはなショップの人気ランキングでトップクラスの人気を誇るガブリエルですが、ちょっと育てるのが難しい(?)品種であることをご存知の方も多いかと思います。 それでも、適切な薬剤散布だったり、水や肥料は他のバラより控えめにするとか、剪定は軽めにして枝葉を多めに残すなど、ちょっと手間をかけ、コツをつかむと意外と春から秋まで元気に育ってくれる品種でもあります。 ↓↓↓こちらのガブリエルは、2016年の秋に開花苗を植え付けてから、毎年元気に咲いてくれていたのですが、昨年の夏くらいからイマイチ元気がありません。。 昨年はベイサルシュートも出ていないようです。 ということで、今回はこのガブリエルの大復活に向けて、まずは冬の土替え作業と剪定から始めようと思います。 ↓↓↓大きな株・鉢なので気合を入れて2人がかりで鉢から抜こうとしたところ、、、 意外と根が張っていなくて簡単に抜けてしまいました。。 ↓↓↓ガブリエルに元気が無い原因がすぐにわかりました。犯人はネキリムシ(コガネムシの幼虫)です!! ↓↓↓ネキリムシに食べられてしまって根が少なくなっているので、これ以上根を傷めないように丁寧に古い土を落としていきます。 奥の方にまだネキリムシがいるかもしれないので、この機会に徹底的に駆除しておきます。 ↓↓↓案の定、、鉢土の中に10匹以上のネキリムシが、、 ↓↓↓植え付け準備の間に、根が乾かないように水上げついでに、フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液に浸しておきます。 フルボ酸には発根促進効果もあるので、今回のように傷んだ根を復活させたいときには特に効果的です。 ↓↓↓水捌けを良くするために繰り返し使える鉢底石を敷いてから、特選有機バラの土で、ガブリエルを再度植えこみます。 ↓↓↓先ほど水上げしていた活力液入りのバケツの水でしっかり灌水しておきます。 ↓↓↓さてここから冬剪定をします。 通常、冬剪定は株全体の半分以上剪定するんですが、ガブリエルはあまり強剪定しないほうが良い事、特にこの株は昨年弱ってしまったので剪定は軽めにしておきます。 ↓↓↓真ん中の古い枝(青線)は枯れている様に見えますが、2~3年目以降のガブリエルの枝は普通にこんな感じになるので問題ありません。 そこから枝分かれしている枝(オレンジ線)は昨年花の咲いた枝。この昨年の枝のうち元気な枝を残して剪定します。 先端の右側に出ている枝は細くて勢いが無いので赤線の位置で剪定します。 ...

庭植のバラの移植(庭植→鉢植えへ)
この時期、庭のバラの管理をしていると「ちょっとこのバラ、別の場所に移動したいな、、、」と思う事がありますよね? 例えば、↓↓↓こちらの写真の真ん中ににある、フェ・クロシェット。 左側のセラフィムや、奥のエールが元気に育ち過ぎてコンパクトな樹形のフェ・クロシェットに覆いかぶさってきています。 このままでは春に葉が茂ってきたら日当たりも風通しも悪くなってしまいます。 そして庭植えしてあるバラの移植は、冬の休眠期(12月~2月頃)が一年の中で唯一のチャンスなのです。 そこで今日はこの、庭植えしてあったフェ・クロシェットを鉢植えに移植します。 ↓↓↓庭植のバラを掘り上げる時は、出来るだけ根を多めに残してあげた方が良い為、株元から20~30cm離れた場所にぐるっと1周、スコップを入れます。 この時、スコップがバラの方に向かって斜めに入ると、株のすぐ下の太い根を切ってしまうので、スコップは出来るだけ立てて、先ずは垂直に差し込むのがコツです。 ↓↓↓ぐるっと一周スコップを入れたら、更に深くスコップを差し込んでから、「てこの原理」で株を持ち上げます。 写真のように片手でスコップの柄を地面に向かって倒していくと、株元の土がせりあがってきます。同時にもう片方の手でバラの株元を持って引き上げると、意外と簡単に株を掘り上げることが出来ます。 ↓↓↓掘り上げて土を落としたところです。根が少なく、あまり元気な状態では無いですね、、、、。 鉢に植え替える前に、フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液に根をつけておきます。アタックT-1には発根促進効果もある為、弱った株を復活させたい時にもぴったりです! 庭から彫り上げた株を活力液に浸している間に、鉢植えの準備をします。 ↓↓↓植え付けに必要な資材です。 鉢はオリジナルローズポットの10号鉢を使います。節約の為、昨年からの使い回しの鉢です。ちょっと汚れてはいますが、、、ちゃんと鉢の中まできれいに洗って、日向干ししておいた鉢なので病害虫の心配はありません。 他にルートプロテクター、繰り返し使える鉢底石、特選有機バラの土を使用します。 ↓↓↓ 鉢の内側にルートプロテクターを貼ってあげると、冬の寒さや夏の暑さから根を守ってくれます。 繰り返し使える鉢底石も再利用品! エコです!!...
庭植のバラの移植(庭植→鉢植えへ)
この時期、庭のバラの管理をしていると「ちょっとこのバラ、別の場所に移動したいな、、、」と思う事がありますよね? 例えば、↓↓↓こちらの写真の真ん中ににある、フェ・クロシェット。 左側のセラフィムや、奥のエールが元気に育ち過ぎてコンパクトな樹形のフェ・クロシェットに覆いかぶさってきています。 このままでは春に葉が茂ってきたら日当たりも風通しも悪くなってしまいます。 そして庭植えしてあるバラの移植は、冬の休眠期(12月~2月頃)が一年の中で唯一のチャンスなのです。 そこで今日はこの、庭植えしてあったフェ・クロシェットを鉢植えに移植します。 ↓↓↓庭植のバラを掘り上げる時は、出来るだけ根を多めに残してあげた方が良い為、株元から20~30cm離れた場所にぐるっと1周、スコップを入れます。 この時、スコップがバラの方に向かって斜めに入ると、株のすぐ下の太い根を切ってしまうので、スコップは出来るだけ立てて、先ずは垂直に差し込むのがコツです。 ↓↓↓ぐるっと一周スコップを入れたら、更に深くスコップを差し込んでから、「てこの原理」で株を持ち上げます。 写真のように片手でスコップの柄を地面に向かって倒していくと、株元の土がせりあがってきます。同時にもう片方の手でバラの株元を持って引き上げると、意外と簡単に株を掘り上げることが出来ます。 ↓↓↓掘り上げて土を落としたところです。根が少なく、あまり元気な状態では無いですね、、、、。 鉢に植え替える前に、フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液に根をつけておきます。アタックT-1には発根促進効果もある為、弱った株を復活させたい時にもぴったりです! 庭から彫り上げた株を活力液に浸している間に、鉢植えの準備をします。 ↓↓↓植え付けに必要な資材です。 鉢はオリジナルローズポットの10号鉢を使います。節約の為、昨年からの使い回しの鉢です。ちょっと汚れてはいますが、、、ちゃんと鉢の中まできれいに洗って、日向干ししておいた鉢なので病害虫の心配はありません。 他にルートプロテクター、繰り返し使える鉢底石、特選有機バラの土を使用します。 ↓↓↓ 鉢の内側にルートプロテクターを貼ってあげると、冬の寒さや夏の暑さから根を守ってくれます。 繰り返し使える鉢底石も再利用品! エコです!!...

長尺苗のオベリスク仕立て
今の時期(1月~2月頃)、長尺苗を植え付けてオベリスク等に誘引しておけば、植え付けから最短の期間で、つるバラ仕立ての開花が楽しめます。 長尺苗を植え付けた状態で、地面から約150cmくらい。 最初の年は高さ165cm(直径約23cm)のオベリスクがちょうどよいくらいです。 ↓↓↓まずは細い枝を剪定します。パブロワは中大輪の花が咲く半つる性の品種なので、直径5㎜程度の枝ならきれいな花をつけてくれます。それより細い枝は剪定しておきます。 ↓↓↓ 細枝を剪定した後でも葉が残っている場合は、取り除きます。枝の下の方に向けて引っ張ると根元からきれいに取れるはずです。 ↓↓↓ 背景のツゲとかさなってちょっと見にくいですが、、、細枝を剪定して葉を取り除いた状態。 ↓↓↓ オベリスクを立てます。枝は必ずオベリスクの外側に出すようにします。 ココでつるバラの誘引の基本について。 つるバラは、元気な長い枝を冬のこの時期に「横に寝かす」事によって、1枝からたくさんの花を咲かせることが出来ます。 なので、フェンスや壁面につるバラを仕立てる場合は、枝を五線譜のように段をつけて「横に倒して誘引」するのが基本。 では、そんなに横幅が無い場所でつるバラを楽しむために、オベリスク等に誘引する場合は、、、、↓↓↓ 長尺苗の枝をらせん状に巻いていきます。こうして斜めにするだけでも下の方からも花がたくさんついてくれるようになります。 ↓↓↓ 誘引後、オベリスクから飛び出している細い枝などがあれば再度剪定しておきます。この時、オベリスクに沿って花枝が伸びるような芽の位置で剪定しておくと良いです。 ↓↓↓誘引し終わった状態です。 オレンジ色の線でなぞってある枝を反時計回りに、水色の線でなぞってある枝を時計回りに誘引しました。同じ方向に巻いている枝は出来るだけ近づき過ぎないように(出来れば10~20cmくらい間隔をあけて)。逆方向に巻いた枝と交差するのはOKです。 出来るだけ、オベリスク全体にまんべんなく枝が誘引されている状態が理想です。 ただし、オベリスクの上の方4分の1程度は枝を巻かないほうが咲いた時に綺麗に見えます。今の状態から花枝が伸びて、開花するのはここから数十センチ上の方になる為です。 ...
長尺苗のオベリスク仕立て
今の時期(1月~2月頃)、長尺苗を植え付けてオベリスク等に誘引しておけば、植え付けから最短の期間で、つるバラ仕立ての開花が楽しめます。 長尺苗を植え付けた状態で、地面から約150cmくらい。 最初の年は高さ165cm(直径約23cm)のオベリスクがちょうどよいくらいです。 ↓↓↓まずは細い枝を剪定します。パブロワは中大輪の花が咲く半つる性の品種なので、直径5㎜程度の枝ならきれいな花をつけてくれます。それより細い枝は剪定しておきます。 ↓↓↓ 細枝を剪定した後でも葉が残っている場合は、取り除きます。枝の下の方に向けて引っ張ると根元からきれいに取れるはずです。 ↓↓↓ 背景のツゲとかさなってちょっと見にくいですが、、、細枝を剪定して葉を取り除いた状態。 ↓↓↓ オベリスクを立てます。枝は必ずオベリスクの外側に出すようにします。 ココでつるバラの誘引の基本について。 つるバラは、元気な長い枝を冬のこの時期に「横に寝かす」事によって、1枝からたくさんの花を咲かせることが出来ます。 なので、フェンスや壁面につるバラを仕立てる場合は、枝を五線譜のように段をつけて「横に倒して誘引」するのが基本。 では、そんなに横幅が無い場所でつるバラを楽しむために、オベリスク等に誘引する場合は、、、、↓↓↓ 長尺苗の枝をらせん状に巻いていきます。こうして斜めにするだけでも下の方からも花がたくさんついてくれるようになります。 ↓↓↓ 誘引後、オベリスクから飛び出している細い枝などがあれば再度剪定しておきます。この時、オベリスクに沿って花枝が伸びるような芽の位置で剪定しておくと良いです。 ↓↓↓誘引し終わった状態です。 オレンジ色の線でなぞってある枝を反時計回りに、水色の線でなぞってある枝を時計回りに誘引しました。同じ方向に巻いている枝は出来るだけ近づき過ぎないように(出来れば10~20cmくらい間隔をあけて)。逆方向に巻いた枝と交差するのはOKです。 出来るだけ、オベリスク全体にまんべんなく枝が誘引されている状態が理想です。 ただし、オベリスクの上の方4分の1程度は枝を巻かないほうが咲いた時に綺麗に見えます。今の状態から花枝が伸びて、開花するのはここから数十センチ上の方になる為です。 ...

長尺苗の植え付け(庭植え)
パブロワの長尺苗を、花壇に植え付けます。 地植えの場合に必要な資材は、土壌改良のための特選有機バラのたい肥と、フルボ酸活力液アタックT-1です。 鉢から苗を抜くときは、苗の株元をしっかり握って持ち上げたら、鉢の縁をトントンたたけばきれいに抜けます。 根鉢が固くなるくらい、根っこがシッカリ回っているので、このまま植え付けると新しい根を出しにく状態です。軽く根と土をほぐしてあげます。 先を丸めた木の棒などがあると作業がやり易いです。 ↓ このくらいまで土を落として根をほぐせば十分です。 植えつけ準備をするまでの間、根が乾かないようにバケツに水をためて水上げしておきます。 この時、はなはなブログでおなじみ、フルボ酸活力液アタックT-1を250倍希釈で水揚げをするのがオススメです。 発根促進効果や、ミネラルの補給効果、微生物(善玉菌)の活性化効果などいろいろ。 苗を水上げしている間に、植穴の準備をします。 直径約40cm、深さ約40cm程度の穴を掘ってあげるのが良いです。 バラは肥沃な土を好む植物です。特選有機バラのたい肥でしっかり土壌改良をしておきます。完熟なので安心。腐植たっぷりなのでバラが元気に育ちます。 たくさんバラを育てている方にはお徳用バラのたい肥20L がオススメです。 中身は特選有機バラのたい肥と同じです! 元の庭の土としっかり混ぜておきます。 植穴にたい肥を混ぜながら半分ほど埋め戻したあと、先ほど水揚げさせておいた苗を据えてみます。 植える深さは接ぎ目(株元の枝分かれしている場所)が地上部に出る深さで。 株の向きにも注意します。 残りの土にたい肥を適量混ぜながら埋め戻します。 植え込み部分が後々沈んでくることがあるので、周りの地面の高さより少し高めに、マウンドを作るようにして植えこみます。 植え付け直後は水をたっぷりしみこませる必要が有るので、植え込んだマウンドの周りに小さな堤防?を作っておきます。これを水鉢と言います。...
長尺苗の植え付け(庭植え)
パブロワの長尺苗を、花壇に植え付けます。 地植えの場合に必要な資材は、土壌改良のための特選有機バラのたい肥と、フルボ酸活力液アタックT-1です。 鉢から苗を抜くときは、苗の株元をしっかり握って持ち上げたら、鉢の縁をトントンたたけばきれいに抜けます。 根鉢が固くなるくらい、根っこがシッカリ回っているので、このまま植え付けると新しい根を出しにく状態です。軽く根と土をほぐしてあげます。 先を丸めた木の棒などがあると作業がやり易いです。 ↓ このくらいまで土を落として根をほぐせば十分です。 植えつけ準備をするまでの間、根が乾かないようにバケツに水をためて水上げしておきます。 この時、はなはなブログでおなじみ、フルボ酸活力液アタックT-1を250倍希釈で水揚げをするのがオススメです。 発根促進効果や、ミネラルの補給効果、微生物(善玉菌)の活性化効果などいろいろ。 苗を水上げしている間に、植穴の準備をします。 直径約40cm、深さ約40cm程度の穴を掘ってあげるのが良いです。 バラは肥沃な土を好む植物です。特選有機バラのたい肥でしっかり土壌改良をしておきます。完熟なので安心。腐植たっぷりなのでバラが元気に育ちます。 たくさんバラを育てている方にはお徳用バラのたい肥20L がオススメです。 中身は特選有機バラのたい肥と同じです! 元の庭の土としっかり混ぜておきます。 植穴にたい肥を混ぜながら半分ほど埋め戻したあと、先ほど水揚げさせておいた苗を据えてみます。 植える深さは接ぎ目(株元の枝分かれしている場所)が地上部に出る深さで。 株の向きにも注意します。 残りの土にたい肥を適量混ぜながら埋め戻します。 植え込み部分が後々沈んでくることがあるので、周りの地面の高さより少し高めに、マウンドを作るようにして植えこみます。 植え付け直後は水をたっぷりしみこませる必要が有るので、植え込んだマウンドの周りに小さな堤防?を作っておきます。これを水鉢と言います。...