庭植のバラの移植(庭植→鉢植えへ)

庭植のバラの移植(庭植→鉢植えへ)

この時期、庭のバラの管理をしていると「ちょっとこのバラ、別の場所に移動したいな、、、」と思う事がありますよね?

  

例えば、↓↓↓こちらの写真の真ん中ににある、フェ・クロシェット。 


左側のセラフィムや、奥のエールが元気に育ち過ぎてコンパクトな樹形のフェ・クロシェットに覆いかぶさってきています。

このままでは春に葉が茂ってきたら日当たりも風通しも悪くなってしまいます。

   

そして庭植えしてあるバラの移植は、冬の休眠期(12月~2月頃)が一年の中で唯一のチャンスなのです。 

  

そこで今日はこの、庭植えしてあったフェ・クロシェットを鉢植えに移植します。

  

↓↓↓庭植のバラを掘り上げる時は、出来るだけ根を多めに残してあげた方が良い為、株元から20~30cm離れた場所にぐるっと1周、スコップを入れます。


この時、スコップがバラの方に向かって斜めに入ると、株のすぐ下の太い根を切ってしまうので、スコップは出来るだけ立てて、先ずは垂直に差し込むのがコツです。 

  

↓↓↓ぐるっと一周スコップを入れたら、更に深くスコップを差し込んでから、「てこの原理」で株を持ち上げます。


写真のように片手でスコップの柄を地面に向かって倒していくと、株元の土がせりあがってきます。同時にもう片方の手でバラの株元を持って引き上げると、意外と簡単に株を掘り上げることが出来ます。

  

  

↓↓↓掘り上げて土を落としたところです。根が少なく、あまり元気な状態では無いですね、、、、。


 

鉢に植え替える前に、フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液に根をつけておきます。アタックT-1には発根促進効果もある為、弱った株を復活させたい時にもぴったりです!


 

庭から彫り上げた株を活力液に浸している間に、鉢植えの準備をします。

   

  

↓↓↓植え付けに必要な資材です。

鉢はオリジナルローズポットの10号鉢を使います。節約の為、昨年からの使い回しの鉢です。ちょっと汚れてはいますが、、、ちゃんと鉢の中まできれいに洗って、日向干ししておいた鉢なので病害虫の心配はありません。

他にルートプロテクター繰り返し使える鉢底石特選有機バラの土を使用します。


 

↓↓↓ 鉢の内側にルートプロテクターを貼ってあげると、冬の寒さや夏の暑さから根を守ってくれます。

繰り返し使える鉢底石も再利用品! エコです!!

 

こちらも病害虫が残っているといけないのでよーく洗って、日向干ししたものを使用します。それにしても丈夫なネットで、バラの根がシッカリ入り込んでいてもきれいに取って、洗ってあげれば立派に使えます。


  

↓↓↓ 鉢底石が隠れるくらいまで特選有機バラの土を入れて、、、


↓↓↓ バケツに活力液で水上げしていた苗を、鉢の真ん中に据えて周りから土を入れて、、、


 

↓↓↓根の周りや株の下あたりに空洞ができやすいので、突き棒などで隙間なく土を入れてあげます。

ただし、この時あまり土を固く締めすぎるのも良くない(根張りが悪くなってしまう)のでほどほどに。


  

↓↓↓ 鉢を持ち上げて、地面に軽くトントンして土を落ち着かせます。


 

↓↓↓ 先ほど苗を水上げしていたバケツの水(活力液入り!)でしっかり灌水しておきます。


 

↓↓↓ 植え替えが終わってすぐに、同時に冬剪定も済ませておきました。


 

さて、ちょっと元気が無い株でしたが、見事復活するでしょうか??

経過はまたブログでご報告します。

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