
| 水やり | 鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷり 庭植えも、雨が少ない時は必要 |
|---|---|
| 肥料 | 夏剪定の後「バラの肥料」を1回 病気や夏バテで弱った株には控えめに |
| 病害虫 | うどん粉病、黒星病、コガネムシ、チュウレンジハバチ |
| 寒冷地の場合 | 二番花、三番花が咲きます。夏剪定はしません。 |

夏の暑さが落ち着いて気温が下がってくると、バラも活動を再開して、新芽を出しはじめます。
その前に四季咲きのバラは「夏剪定」をして、秋バラを一斉に咲かせる準備をしましょう。
「夏剪定」は9月はじめが適期です。
10月に咲く秋バラのタイミングや樹形を整えるために、9月はじめに「夏剪定」をします。
気温が下がってくるとバラが活動を再開し、新芽が伸びてくるので、その前に終わらせるのがポイントです。
夏過ぎの株の状態によって、剪定の程度を変えます。
葉が半分以上残っている元気な株
弱った枝を整理し、全体の高さの1/3程度を切る
葉が少なくなっている株
弱った枝を整理し、枝先を切って樹形を整える
バラは切り戻してから、50~55日で次の花が咲くといわれています。
もし9月はじめに「夏剪定」をすれば、10月中旬から秋バラが咲き始めます。
秋の花は春の花に比べ、ひとまわり小さく、花数も少ないですが、色と香りが濃く、1輪1輪に存在感があります。また、ツボミからゆっくり花開いていくので、長く姿を楽しめます。
切り戻しをすれば、またツボミを付けて、1月まで咲いてくれるバラもあります。

秋は気温が低いので、ツボミから開くまでの時間が長い。色も香りも濃く、存在感があります。