水やり | 鉢植えは、土が乾いたら水やり 庭植えも、雨が少ない時は必要 |
---|---|
肥料 | 暑さで根が弱るので、控えめに |
病害虫 | うどん粉病、黒星病、コガネムシ、チュウレンジハバチ、ハダニ |
鉢植えの 暑さ対策 | ・鉢を半日蔭、西日の当たらない場所へ移動する ・鉢に直射日光が当たって根が傷まないよう、他の鉢を周りに寄せて日陰を作る ・鉢キャスターに載せ、地面からの熱を緩和 |
寒冷地の場合 | 一番花が咲きます。5月~6月のページを参考に |
木立性バラ7月~8月の育て方
水切れ注意!
鉢植えは半日蔭、西日の当たらない場所へ移動
7月の梅雨が明けると、暑さが苦手なバラにとって、過酷な時期に入ります。
厳しい暑さで、株が弱ってしまうこともよくあります。鉢栽培の水切れには注意しましょう。
一方、それまでぐんぐん伸びていた枝葉の生育の勢いは、いったん収まります。
花は、この時期でもポツポツ咲きますが、夏の花は小ぶりで花びらの巻きが少なくなります。
必要なお世話(1)
水分管理
梅雨の間は、雨水だけで十分足りるので、鉢植えも庭植えも、基本的に水やりは不要です。雨の当たらない場所に置いてある鉢植えだけは、表面の土が乾いたらたっぷり水やりを。
梅雨が明けると、近年は驚くほどの暑さです。1日水やりを忘れると、株がダメになることがあるので、鉢植えには1日1回水やりが必要でしょう。鉢のサイズ(土の量)が小さい場合は、朝夕必要なこともあります。気温と乾燥具合によっては、庭植えのバラにも水やりが必要です。枝葉の状態を見て判断しましょう。
ただ、水分の与えすぎには注意。
根が常に水に浸かっている状態だと、根が呼吸できずに元気がなくなります。
あと、鉢植えなら底穴から水が出てくるくらい、たっぷりと。庭植えなら、株まわりにたっぷりと。
必要なお世話(2)
花がら摘み
暑いのでポツポツとしか咲きませんが、花が咲いたら花がら摘みを忘れずに。
咲いた花をそのままにしておくと、株が体力を消耗するので、早めに摘み取って。水をはった器に浮かべると涼を演出できます。ぴったりの器あります
1本の枝に1輪だけ咲いている場合
花が固まって咲く房咲きの場合
木立性バラ7月~8月 よくあるQ&A
- Q.急に下の方の葉が黄色くなってしまいました。どうしたのでしょうか?
- A.夏バテの症状です。水切れや、暑さなどが原因で、根を痛めてしまったときに起こる症状です。
鉢植えならば、しばらく半日蔭に移動したり、二重鉢にしたりなどして、株を休ませてあげましょう。 - Q.水を切らしていないのに、株がぐったりしています。何が原因でしょうか?
- A.水のやり過ぎです。水分をたくさん吸収して、水太りしている状態と思ってください。
暑いからといって、土が湿っているのに水やりをすると、夏バテしやすい株になってしまうので、水やりは土が乾いたらやりましょう。 - Q.庭植えですが、水やりは必要ですか?
- A.庭植えのバラの場合、基本的には水やりが不要なのですが、この時期は例外です。夏場だけは、雨が少なかったり暑さが厳しいときは、庭植えでも水をやってください。
- Q.病気で葉が全て落ち、枝だけになっています。もう花は咲きませんか?
- A.全て葉が落ちてしまっても、ダメになったわけではありません。枝が緑色のうちは、まだ生きています。涼しくなれば、また新芽と若葉が出てきます。弱っているので、強烈な直射日光の当たらない場所へ移動させて、回復を待ちましょう。
バラの育て方 |