ベーサルシュートが根こそぎ折れるという、、悲劇

ベーサルシュートが根こそぎ折れるという、、悲劇

 今年は、ガーデンのバラの多くの株からベーサルシュートがたくさん発生しています!

  

 あちこちからベーサルシュートが発生してぐんぐん伸びてくるのに対して、切り戻したり、支柱を立てるなどのシュート処理が追い付いていないのが気になっていたところ、夜中に強風が吹きました。

   

 翌朝、ガーデンを確認してみると、、、、

!!!! 


予感的中、、、、

フラゴナールの極太ベーサルシュートが3本も、根こそぎ折れてます。。。

これだけ見事に根元から折れてしまっているともう打つ手がありません。

「シュートが根元から折れる」というのは、バラ栽培をしていて考え得る限り最大の悲劇の一つと言っていいと思います。

 

はぁ~ 

     

↓↓↓ しかし!、素晴らしいことにこのフラゴナールの株には、それでもなお5本のベーサルシュート、サイドシュートが残っているのです!!


すごくないですか?

これもひとえに、フラゴナールという品種の樹勢の強さ、冬場の土壌改良、春の活力液と液肥、私たちの日頃の管理と心がけ(?)のたまものですね。

  

↓↓↓という事で気持ちを切り替えて、折れてしまったシュートは元から切って、 


  

↓↓↓残りのシュートが倒れないように、麻ひもでゆる~く、フェンスに誘引しておきます。



   

↓↓↓ これで安心。。。


   

↓↓↓ こちらはキルケです。


勢いの良いベーサルシュートが3本も!

 

↓↓↓ 折れないように、こちらも麻ひもでゆる~く、トレリスに誘引しておきます。 


  

↓↓↓ 3本とも丁寧に、、  


  

↓↓↓こちらは、フェンス仕立てのシャンテ・ロゼ・ミサト


ひときわ勢いの良いベーサルシュートが2m近く伸びて、蕾をたくさんつけています。 

この花は咲かせずに、房の少し下の太くてしっかりした節で剪定しておきます。  

  

つるバラや、半つる性の品種をつる仕立てをする場合は、ベーサルシュートはあまり短く剪定せずに、花芽が付いた場合はこのように先端を数十センチ剪定して、そこから更に上に上にシュートを伸ばします。

  

↓↓↓このシュートも麻ひもで誘引しておきます。


 

↓↓↓ ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイも、ベーサルシュートが3本、サイドシュートが3本!! 


全てきっちり、麻ひもで誘引しました。

これで雨が降っても風が吹いても安心して眠れます。。。 

 

いや、こうなる前に早くやっておくべきでしょう、、という話。

   

 
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※パソコンからは、それぞれの画像コメントの品種名にリンクが貼り付けてあります。

フラゴナール

  

キルケ

 

シャンテ・ロゼ・ミサト

 

ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ

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