今の時期に伸びてくるベーサルシュートの処理について分かりやすくご説明します。ベーサルシュート??? 初めて聞いた人もいるかも。写真をご覧ください。
↓↓↓写真は昨秋に開花苗を植え付けたサント・ノーレです。
秋の植え付け時のブログはこちらです。
株元の接ぎ木部分からひときわ勢いよく伸びてくるシュートがベーサルシュートです。
この枝の処理がこの時期に行うバラの必須作業です。
なぜかというと、出てきたばかりのベーサルシュートはとても柔らかくて折れやすいんです。何も処理をせずに花をいっぱい咲かせると、花の重みで根元から折れてしまうことがあります。
この事態を避けるために、ベーサルシュートの処理は必ず行いましょう。
”処理”の方法は2種類あります。
A:思い切って剪定する(一般的に「シュート処理」と言われるのはこちらです)
B:花を見てから剪定する
どちらでもOK! ・・なんですが、2種類の方法について詳しくご説明します。
A:ベーサルシュートの3分の1程度で剪定する。
春の最初の花は見ることができませんが、ベーサルシュートを確実に守ることができ、2番花が6月頃楽しめます。
B:支柱を立て、開花を楽しんだ後にAと同じ位置で剪定する。
せっかく蕾が付いたので、花を見たい! ですよね。
↓↓↓支柱を立てた状態。
支柱を立てる時には、柔らかいベーサルショートを優しく扱い、折れないように細心の注意を払ってください。ここで折れたら…(涙)
皆様もご自宅のバラを早速チェックして、ベーサルシュートの処理をお願いします。
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サント・ノーレ