今日は四季咲きのコンパクトシュラブ(ブッシュ)タイプのピンク・ビンテージ(ドリュ)の夏剪定をしました。
今年は長雨と猛暑で多くのバラが葉を落としてしまっているのに対して、ピンク・ビンテージはこんなに葉が茂っています! それも春の開花以降は無農薬で管理しているのにです!!
葉、自体の耐病性は中の上~上の下程度?なんですが、何しろ樹勢が強くてコンパクトな樹形にもかかわらず、どんどん芽吹いて新しいシュートを伸ばすので、病気に負けずにいつも元気です。
さて本題の夏剪定です。
ざっくり言えば、「9月上旬に、それまで伸びた期の高さの上から4分の1~3分の1程度まで切り戻す」作業です。この時開花している枝も、蕾のついている枝も、すべて同時に剪定します。
四季咲き性のバラは、生育期に枝を剪定すると約1か月半くらいで次の花を咲かせてくれるため、この時期に一斉に剪定することで、気候の良い10月中~下旬に一斉に秋バラを咲かせてれるようにするためです。
ただ、この作業は「必須ではありません!」。小さな花でも、少しずつでも、継続して花を楽しみたいという方は、花の終わった枝から今まで通り切り戻しを続けていただくという管理方法もあります。
↑元気に伸びたシュートの先に、箒状に小枝がわかれた部分のすぐ下くらい(先端から約35cm)で剪定。
↑最初に剪定した位置より下の方に細枝が残っていたので、10cmほど残して剪定。
全体を剪定した後の姿が↑こんな感じです。だいぶスッキリしましたが、これから1~2週ほどで一斉に芽吹いて、10月中~下旬ごろに綺麗な花を咲かせてくれます。
鉢苗の時と同じように、剪定した後は必ず肥料を与えてください。
「花ごころ バラの肥料」がお勧めです!有機質なのに臭いが少ない、ペレット状で撒きやすい、海藻成分入りでミネラル補給も、などなどおすすめポイントがいっぱいです。
このあと、9月~10月は秋のバラを綺麗に咲かせるための管理についても記事をアップしていく予定なので、一緒に頑張って管理をして秋バラを元気に咲かせましょう!