バラの枝先

ブラインドを見つけたら

この時期になると、
「ブラインドしてるようなんですけど…」という質問が増えます。

ショップの庭のバラは、
ツボミが出てきている途中なので、まだブラインドかどうか判断していません。

ブラインドとは、こういう枝のこと↓↓↓ ツボミが付かない枝のことです
バラの枝先
正常な枝には、こうやってツボミが上がってきます↓↓↓
バラの芽
ブラインドになる理由はいくつかあって、
・新芽が出て少し経った頃、急に気温が下がった
・日照が足りなかった
・水切れさせた
・肥料が多かった、少なかった
など、何らかのストレスがかかることで起こります。

もし、ブラインドの枝を見つけたら、大きな葉の上で切っておけば
新たに花芽が出てくる可能性があります↓↓↓ この枝ブラインドじゃないですが…
ブラインド処理

ただ、ブラインドだと思っても、待っているとツボミが出てくるケースもあるので↓↓↓
https://www.hanahana-shop.com/shop_blog/rose/20170511/
これが正解!というのは無いですね。


あと、枝先の葉が赤くないので“ブラインド”だとおっしゃる方がいます。
確かに、多くのバラは、ツボミが付いた枝先は赤くなりますが↓↓↓
バラ
中には、赤くならない品種もあるので↓↓↓
バラの枝先
それを判断基準にしないようにしましょう。

あと、これは“ブラインド”ではなく、“出開き”と呼ばれるものです↓↓↓
バラの出開き芽
枝になりきれなかった芽ですね。
これにはツボミが付くことはないので、光合成のためだけに働いてもらいましょう。
混みあっている場合は、付け根から取り除いてもOKです。
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