この時期、バラの花に視線が集中するのですが、
花の中に、こんな枝ありませんか?
勢いよくビューンと頭が出た、赤っぽい枝。
「フェクロシェット」↓↓↓
「ガブリエル」↓↓↓
これは、「シュート」と呼ばれる、最近出た若い枝。
この枝の出どころを辿って行くと、ココ↓↓↓株元からニョキッと出ていることが分かります。
この株元から出た若枝を「ベイサルシュート」と呼びます。
また、枝の途中から出たのを「サイドシュート」と呼びます↓↓↓
この「シュート」が出るということは、株が元気な証拠で、嬉しいことです。
そして、この「シュート」は、来年以降、良い花を咲かせてくれる大事な枝でもあります。
でも、この「シュート」は栄養を独り占めしてしまうので、そのままにしておくのはNG。
他の枝に栄養を分けるために、切って成長を止める必要があるのです。
そうすることで、また新たなシュートが出てくれることもあるんです。
まず、「フェクロシェット」のベイサルシュートを、切り戻し。
他の枝たちより、少し低い位置でカット↓↓↓
サイドシュートも同じように切り戻しました↓↓↓
次に、「ガブリエル」のベイサルシュートを花が咲く前に切り戻しました
他の枝たちより、少し低くなるようカット↓↓↓
サイドシュートも、同じようにカット↓↓↓
ツボミがあるので、「もったいない!」と感じると思いますが、
このツボミの花は咲かせても、良い花ではないので、お悩み御無用。
このあと、元気な株は
どんどんシュートを出しますので、この作業、お忘れなく!
こんなふうに、伸びてきてるのあるはずです↓↓↓ 「セラフィム」
今回は、木立ちバラのシュート処理を説明しました。
つるバラのシュート処理は、こちらをご覧ください。
https://www.hanahana-shop.com/shop_blog/rose/20160728/