
咲かせて分かった、スタンダード仕立ての魅力
・目の高さに花がまとまって咲くから、豪華
・黒星病にかからない
・背が高いので、枝葉に太陽がよく当たる⇒陽当たりが十分じゃない場所に◎
現在の姿↓↓↓ 秋以降も太陽の光を浴びたので、枝葉が赤く紅葉しています

スタンダード仕立ても、冬剪定&植え替えが必要です。
このまま植替えしようとすると、枝が邪魔になるので、まず冬剪定しちゃいます。
今日まで太陽をたっぷり浴びていたので、赤味をおびた良い枝ばかり↓↓↓

スタンダード仕立ての冬剪定は、「エーッ、こんなに切っていいの?」
というくらい短くするのがコツ。
枝を長く残すと、春の花が咲いた時にバランスが悪くなるからです。
一般的な品種は、1/3の長さを目安にして、切っていきますが、
今回は「ラ・ドルチェ・ヴィータ」。とびきり樹勢が強く、花数も多い品種です。
こういう品種は、思いきって、これくらいの長さにしちゃってください↓↓↓

はなはなショップで販売している「エドガー・ドガ」「カミーユ・ピサロ」
「ボルデュール・アブリコ」「ローズ・ポンパドゥール」も、一緒の剪定方法です。
これくらい太い枝も、バシバシ切っていきますよ~↓↓↓

剪定ばさみで切れないような太い枝は、のこぎりを使って↓↓↓

もったいないですが、混みあっている枝があったら、カット。
風通しを良くするために、枝数を減らすのです。

のこぎりを使って、枝分かれしているところから切ります。↓↓↓

バシバシ切る冬剪定の終了!↓↓↓

ビックリしますよね~、この短さ。
皆さんは、怖いのとモッタイナイので、なかなかココまで切れないと思います。
「ラ・ドルチェ・ヴィータ」は、特に枝葉がワサワサ茂って、花数も多い品種なので
大胆に切る必要がありました。
樹勢の強い品種は、これくらいを意識して、剪定しましょう。
さて、冬剪定が終わったので、次は植替えです。
植替えは大変な作業なので、もし根が詰まっていなければ、2年に1度でもOK。
私たちは「せっかくだから素敵な鉢に変えよう!」となったので、
今年は植替えをすることに…。来年は必要なければやらないかも…。
それでは、用意するものから↓↓↓

植木鉢/バラの土20L/くり返しくり返し使える鉢底石/ガーデニングシート/スコップ
植替えの手順は、他のバラと一緒です。長さが違うだけです。
支柱が付いていたら、最初に外しましょう↓↓↓

ガーデニングシートの上に、鉢を寝かせて↓↓↓

鉢の底を叩いて、抜き出します↓↓↓

↓↓↓↓↓↓

根をほぐします↓↓↓ 根は下の方にあるので、上の方は大胆に崩して大丈夫

↓↓↓↓↓↓ 土と一緒にちぎれる細かい根は、取っても大丈夫

この程度まで土を落とし、細かい根もある程度取れたらOK!
土を全部落とす必要はありません↓↓↓↓↓↓

あとは鉢へ植えつけ。
今回は、高級ブランド「ウィッチフォード」の13号鉢を用意しました↓↓↓

「くり返しくり返し使える鉢底石」(今回は再利用のもの)を、底に敷いて↓↓↓

バラの土を、1/4ほど入れます↓↓↓

株を入れて、高さや向きを調整し↓↓↓

OKならば、土をかぶせていきます↓↓↓

鉢の上の方まで土を入れたら終わり、ではありませんよ!
ただ土を流し入れただけでは、中に空洞が出来ていて、それによって根が乾いてしまいます。
根と根の間にも土が入るよう、棒を使って、土をつつきます↓↓↓

ぐるっと全体を、まんべんなくつつきましょう↓↓↓

この作業をすると、↓↓↓こんなふうに土が沈むので、

もう一度、土を足したら、今度こそ完了↓↓↓


折れないように立てている支柱も、ナチュラルに馴染む"竹”に変えて↓↓↓

完成↓↓↓

最後に、たっぷり水をやっておきましょう↓↓↓

----------------おもしろエピソード-----------------
根の周りの土をほぐしている時に、土の中に太ったミミズを発見↓↓↓

捕まえようと握ったのですが、スルスル~と中に入っていっちゃいました。
ですから、このスタンダード鉢は、大きなミミズ入りです。