庭植えバラの場合、咲かせてみたら、
「ここには、別のバラの方が合うなぁ」
「環境が良くないから、移動させたいなぁ」
と思うことってあると思います。
そんな方は、1月~2月半ばがチャンス!バラの移動ができる時期です。
私たちも、コレを別のバラに変えよう!と以前から計画していました↓↓↓
最後に1輪、けなげに咲いてくれた「アンリマチス」(デルバール)↓↓↓
このバラ、日当たりが十分なくても元気に育つし、良い花を咲かせてくれたのですが、
夏を過ぎると、どうしても枝があちこちに暴れるので、
お行儀の良いバラに変えたいと思ったのです。
このバラは、スタッフのお宅にお嫁入りすることが決まっています。
では、バラの引っ越しはじめます。まず用意するものから↓↓↓
バラの土/バラのバイオキャッチ/シャベル/「レジスマルコン」(秋の開花苗)
最初に、
バラの枝が長いと作業しにくいので、軽く冬剪定しちゃいましょう↓↓↓
剪定した枝↓↓↓ 花は一輪挿しにして飾りました
剪定後の姿↓↓↓ これなら、枝が邪魔になりません
次は、株を掘り上げます。
株元から20㎝~30㎝くらい外側にショベルを入れ↓↓↓
↓↓↓ 株周りに、グルっとショベルを入れて根を切ります
↓↓↓ 出来るだけ深く掘り出します
↓↓↓ 掘り出した株
このバラは、スタッフのお宅にお嫁入りするため、植木鉢に…↓↓↓
さて、この場所に新しいバラを植え付けます。
幅、深さ30~40cmの穴を掘って↓↓↓
連作障害対策になる「バラのバイオキャッチ」を
スプーン山盛り3杯(30g)入れます↓↓↓
新たに植え付ける「レジスマルコン」を鉢から取り出して、↓↓↓
穴に入れ、高さや樹の向きを調節します↓↓↓
位置が決まったら、「バラの土」を足して埋めていきます↓↓↓
ここで、なぜ「バラの土」?「バラのたい肥」じゃないの?と疑問に思った方、
おっしゃる通り、地植えの場合「バラのたい肥」を庭土に混ぜるのが一般的です。
今回「バラの土」を使ったのは、この場所が春~夏以外は、日当たりが悪いため、
土の乾きが遅く、水分過多になりやすいからです。
水はけの悪い場所、日当たりが悪く土の水分が乾きにくい場所には、
「バラのたい肥」より「バラの土」を使うことをオススメします。
植えつけ完了↓↓↓ 冬剪定は2月に入ってからやります
バラを移動させたい方は、2月半ばまでにお引越しを済ませましょう!