フェンスに咲かせている「シャンテロゼミサト」↓↓↓ 2016年5月の様子。誘引して1年目。
来年の春に向けて、誘引し直します↓↓↓ 現在の状態
春から秋までに、3本ベイサルシュート(空に向けてビューンと伸びている枝のこと)が出たので、
誘引できる枝数が増え、花数も増えそう。 自然とヤル気も出ます。
まず、付いている葉を取りましょう!
葉を取ることで、バラは休眠を始めますし、葉を取ると、どんな枝か判別しやすくなります。
バラ用手袋をはめ、片手で枝先を持って、もう一つの手を上から下へ動かし、葉を取ります。
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もちろん、手でちぎっても良いです。上から下に引っ張ると、簡単に葉はちぎれます。
背の高い枝は、枝を倒して取ることに↓↓↓
つるバラの誘引作業には、「ツバのある帽子」と「メガネ」を着用しましょう↓↓↓
枝が顔に向けて飛んできたときに、顔に当たるのを防いでくれます。
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また、足元にはたくさん、取り除いた葉が落ちますが↓↓↓
葉には、虫や病原菌が越冬するために潜んでいることがあるので、そのまま残さないように!
春の虫や病気の原因になるので、必ず作業後に片付けましょう↓↓↓
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全ての葉をむしり取りました。かかった時間は、約20分↓↓↓ 寒そうな姿に!
下準備として、もう一つやることがありました。
柵の間隔が広いと、枝が外側に出ちゃって、見えない場所で花が咲いちゃうことが…↓↓↓
これを防ぐために、横向きに細いワイヤーを張っておくと良いです↓↓↓
これで下準備は完了。いよいよ剪定&誘引に入ります。
まず枝を見て、どの枝をどこに持っていくか、おおよそのイメージを固めます。
その時に迷うのは、古い枝をどうするか?ですね。
今年、活躍してくれた枝は、来年も使えます。
四季咲きなら数年、花が咲いてくれますので、切ってしまわないように。
誘引してある枝は、この状態で剪定しましょう↓↓↓
上向きにチョンチョン出ている枝は、1~2節を残して剪定します。
細くなっている枝先はカット。
2番花が咲いた枝の剪定は、ココで↓↓↓
そのほか、枯れている枝や↓↓↓
細い枝があれば、カット↓↓↓
ひととおり剪定が終わったら、枝を曲げていきます。
剪定は、枝を曲げながらも出来るので、この時点で完璧になっていなくても大丈夫ですよ。
広いフェンスで、枝数も多いので、扇形をイメージしながら広げていきます。こんなイメージ↓↓↓
左右に枝をどう分けるか?ですが、株元の枝の出かたを見て、無理のない方へ振り分けましょう。
太くて長い枝から、誘引していきます↓↓↓ 縛ってある枝は外して、誘引し直します。
枝は、先の方を持って倒せば、自然に弧を描きます↓↓↓
太い枝から出る花枝は伸びるので、手のひら分の間隔をとって↓↓↓
中くらいの枝は、太い枝ほど花枝が伸びないので、こぶし程度の間隔で↓↓↓
誘引しながら、剪定もします。先細っている枝先を切ったり↓↓↓
枝が混み合い過ぎた場合は、思い切ってカットすることも↓↓↓
太い枝を先に配置して、その他の枝で間を埋めるイメージで進めます。
作業の途中で「これでよかったかなぁ」と考え始めちゃうと、迷って進めなくなるので、
最初のイメージに沿って、最後の枝まで留めてしまいましょう。
来春に咲いた風景を見て、「ココはこうすれば良かったなぁ」と反省しながら、
少しずつ上達するものですから…。上級者の皆さんも、同じ道を辿っています。
さて、私たちの今年の誘引はコレ↓↓↓
このバラは、右側をメインにしたいので、右側に太くて長い枝を誘引しました。
剪定した枝は、これくらい↓↓↓
さて、どんな咲き方をしてくれるのか…。春が楽しみです。