バラの花が溶けるようにダメになっていきます。↓↓↓↓↓
![暑さでダメになるバラの花](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_1.jpg)
花が早く終わるのは恨めしいですが、お天気はどうすることも出来ないですからね…。
私たちが出来ることは、終わったバラを“切り戻し”することです。
四季咲き性のバラなら、この“切り戻し”をすることで、2番花が咲いてくれます。
今日は、木立ち性のバラの切り戻しについて。
一番花が全て終わった「マドモアゼル」(デルバール)がモデル↓↓↓↓
![一番花が終わったマドモアゼル](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_2.jpg)
枝先は、こんな感じになっています↓↓↓↓
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_3.jpg)
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_4.jpg)
このバラは、健康状態が良く、樹勢も強いので、どこで切っても弱ることはありません。
すでに110cmの高さがあるので、これ以上大きくならないように、切り戻しをします。
一番長い枝は、40cm程度切ることになります↓↓↓↓
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_5.jpg)
他の枝も、20cm~30cm切ってしまいます↓↓↓↓
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_6.jpg)
切る場所は、とにかく大きく元気な葉の5ミリ上。
※昔は“5枚葉の上”と言われていましたが、5枚葉が適当な場所に無いこともあるので、
3枚葉でも5枚葉でも、どちらでもOK。
葉が元気ということは、その部分の枝に養分が行き渡っていて、良い新芽が出ると予想できるから。
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_7.jpg)
また、株の内側に向かって出ている葉より、外向きに出ている葉の上で切った方が、
樹形が扇形になりやすいのですが、あまり枝を広げたくない場合は、内向きの葉でもOK。
全ての枝にハサミを入れて、切り戻し完了↓↓↓↓
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_8.jpg)
これくらいの量の枝を切りました↓↓↓↓
![バラの切り戻し](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0694/1379/8206/files/20160523_9.jpg)
四季咲き性のバラは、この"切り戻し”をしたあと、40日~55日で次の花が咲いてきます。
もしも、この"切り戻し”をしないと、どんどん花が小さくなり、咲く回数も減ってしまいます。
さあ、終わった花は、"切り戻し”しましょう!
次回は、つるバラの切り戻しを説明します。