ショップのある名古屋市では、30度超えの夏日が続いているので、
バラの花が溶けるようにダメになっていきます。↓↓↓↓↓
花が早く終わるのは恨めしいですが、お天気はどうすることも出来ないですからね…。
私たちが出来ることは、終わったバラを“切り戻し”することです。
四季咲き性のバラなら、この“切り戻し”をすることで、2番花が咲いてくれます。
今日は、木立ち性のバラの切り戻しについて。
一番花が全て終わった「マドモアゼル」(デルバール)がモデル↓↓↓↓
枝先は、こんな感じになっています↓↓↓↓
このバラは、健康状態が良く、樹勢も強いので、どこで切っても弱ることはありません。
すでに110cmの高さがあるので、これ以上大きくならないように、切り戻しをします。
一番長い枝は、40cm程度切ることになります↓↓↓↓
他の枝も、20cm~30cm切ってしまいます↓↓↓↓
切る場所は、とにかく大きく元気な葉の5ミリ上。
※昔は“5枚葉の上”と言われていましたが、5枚葉が適当な場所に無いこともあるので、
3枚葉でも5枚葉でも、どちらでもOK。
葉が元気ということは、その部分の枝に養分が行き渡っていて、良い新芽が出ると予想できるから。
また、株の内側に向かって出ている葉より、外向きに出ている葉の上で切った方が、
樹形が扇形になりやすいのですが、あまり枝を広げたくない場合は、内向きの葉でもOK。
全ての枝にハサミを入れて、切り戻し完了↓↓↓↓
これくらいの量の枝を切りました↓↓↓↓
四季咲き性のバラは、この"切り戻し”をしたあと、40日~55日で次の花が咲いてきます。
もしも、この"切り戻し”をしないと、どんどん花が小さくなり、咲く回数も減ってしまいます。
さあ、終わった花は、"切り戻し”しましょう!
次回は、つるバラの切り戻しを説明します。