先々週、バラゾウムシ対策に「バラ園ニーム」を撒いてみた、という記事を書きました。↓↓↓↓
https://www.hanahana-shop.com/shop_blog/rose/20160401/
その2日後、
う~ん、ダメでした…。やられました…。
そんな時、この文献を発見!
ニームの効果を実験した研究報告書です。
http://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/to-noken/DB/DATA/059/059-203.pdf
この論文によると、
ニームに含まれる“アザディラクチン”という苦味成分が、昆虫の食欲や羽化を抑制する。
コナガとモンシロチョウに効果が現われるまでは、散布後1週間かかった。という結果が出ています。
どうやら、撒いてすぐには効果が出ないようです。
本当は、このままもう少し待つべきだったのですが、
私たちは、
「株元だと枝まで距離が遠いから…。
葉や茎に成分が付けば、嫌がるかもしれないね~。
液体があるといいんだけど…。
「バラ園ニーム」水に溶かして、ニーム液を作ちゃおう!」
と、「バラ園ニーム」を水に溶かして、ニーム液を作ってみました。
そして、散布。
結果は、ブラボー!
散布してから、被害が止みました。
念のため、1週間様子をみましたが、もうバラゾウムシ被害はありません。
ただ、もともとバラゾウムシの数は少なかったので、効果がハッキリ現れたのかもしれません。
株元に撒いたニームが効いてきたのか、液が効いたのかは分からないのですが、
「バラ園ニーム」は少なからず、バラゾウムシに効果がありそうです。
これからも、私たちは「バラ園ニーム」で虫は減るのかどうか試していきます。
虫に困っている方は、
まずは、「バラ園ニーム」を、バラの株元に薄くまき散らしてみてください。
(肥料成分が入っているため、虫を防ぎたいからといって、やり過ぎはNGです)
撒かないより、撒いた方が、状況は良くなるはずです。↓↓↓↓
「花ごころ バラ園ニーム」は正真正銘100%ニーム核油かすです。
これは何を意味するかというと、“濃厚”な製品だということです。
ニームオイルには及びませんが、虫が嫌がる“アザディラクチン”成分も高いので、
虫対策にも使えると思います。
減農薬につながるかもしれない「ニーム」、一緒に試してみましょう!
◆バラ園ニーム
https://www.hanahana-shop.com/SHOP/fl05880.html
ニームって、そんなに効果あるの?と思われる方は、この記事もご覧ください↓↓↓↓
http://hanagokoro.co.jp/btoc/lesson/5471