一番花の後の管理いろいろ

一番花の後の管理いろいろ

 

名古屋ではすっかり1番花が終了し、早咲きの品種ではすでに2番花のつぼみが見え始めているものも。

 

そしてこの時期、花が咲いていないからと言って気を緩めると、いつの間にか病気や害虫に・・・・なんてこともあるので、お庭のパトロールは欠かさないようにしましょう。

 

よ~く観察してみると・・・

 

↓↓↓開花時期にも花がら摘みや切り戻しなどのメンテナンスをちゃんとしていたつもりが、花がら摘みだけで切り戻しをしていない枝が残っていたりするので、ちゃんと切り戻ししてあげたり、

 

↓↓↓株の内側、奥の方にブラインドした小枝ばかりが茂っている場所が、風通しが悪そうで気になったので、

↓↓↓枝ごと切り取りました。

 

↓↓↓トレリス仕立てのル・タン・デ・スリーズと一緒に咲いていたクレマチス”テンテル”も完全に花が終わって、実がついています(先端の大き目の綿帽子のような部分)。

クレマチスも四季咲き性の品種は開花後にちゃんと切り戻しをして肥料を与えておけば2番花、3番花を咲かせてくれるので、、

 

↓↓↓地際から少し上の方の節の中間あたりで切って、

 

↓↓↓風通しが良くなってすっきり! バラの健康を保つ意味でも重要です!

 

↓↓↓バラの株元の草花も、開花時期にはバラとの共演で大活躍でしたが、この時期に開花の終了した草花や、横幅が出て茂りすぎた場所の場所の枝を切って、バラの株もとの風通しを良くしてあげると今後の管理が楽になります。

 

↓↓↓オベリスク仕立てのソフィーロシャスの株元が、オルレア(白花)とリクニス(赤紫)が茂って風通しが悪くなっているので、

 

↓↓↓一年草のオルレアは株元から、多年草のリクニスは株元を少し残してバッサリと切ったら、こんなにすっきり!

 

↓↓↓ちなみに、オルレアは花の後にできるこのくっつき虫みたいなイガイガが種なので、バラの生育に影響しなさそうな場所の株を1~2株残して、この種が成熟(7月ごろ)するまでお庭に残しておきます。もちろん秋にこの種をまいてまた来年咲かせるためです。

 

↓↓↓遅れて咲いてきたアンナプルナの花。花弁の縁が傷んできれいに咲きません、、

↓↓↓花弁の奥の方にいる細長い小さな虫=スリップス、の仕業です!

スリップスは1番花の終わるころ~2番花以降で問題になる厄介な害虫です。

 

対策としてはベニカR(殺虫剤)を散布したり、オルトランDX粒剤を撒くなどの薬剤を使用するのが一番。

あとは春の開花時に早めに花がら摘みをしてあげたり、その後、花がらをお庭に放置しないことも重要です。

 

ということで、今回はオルトランDX粒剤を庭全体に撒いておきました。(今咲いている花にいるスリップスには効かないと思いますが、これから咲いてくる2番花の頃には効いてくれるはず)

 

 

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