鉢植えのバラを花壇に植え替え

鉢植えのバラを花壇に植え替え

鉢植えのバラを花壇(庭)に植え替えをしました。

実際の作業は2週前(2月中旬)にやったんですが、、ブログアップが遅くなりました。m(__)m

 

鉢植えのバラを花壇に植え替えるときはほぼ1年間いつでも可能です。

ただし冬の間(休眠期)と、春~秋(生育期)でやり方が異なるので注意が必要です。

違いといっても、鉢から抜いた際に「根鉢(土)を崩す」か「根鉢を崩さない」か、だけの違いです。

 

今回は冬の休眠期に植え替えをしたので「根鉢を崩して」植え替えています。

 

 

さて本題に戻りますが、今回植え替える品種は「パニエ」です。

そうです、ローズ・ドゥ・メルスリーの今年の新品種のパニエです!

実は農場でいち早く試作させてもらっている株があったので、大苗を鉢植えにして2年目の株です。

半直立タイプで背丈は約1mほどの高さになります。

 

実はこの場所には、前のブログで移植をしたレヴリが植えてありました。

「バラを植えてあった場所にまた薔薇を植えても大丈夫?」というご質問が時々あります。「連作障害」という言葉を聞いて心配になるのだと思います。

厳密に言えば、その場所にはバラではなく別の植物を植えた方が連作障害、中でも土壌から感染する病気の心配は少なくはなります。

とは言え、限られたスペースでできるだけいろんなバラを育てたい場合はそんな余裕(?)はないですよね。

大丈夫です。

ちゃんと完熟たい肥などで土壌改良してあげれば、バラの後にバラを植え付けてもちゃんと育ちます!

 

土壌改良については後ほどご説明するとして、作業の説明に戻ります。

 

↓↓↓まずは冬剪定をしておきます。

 

↓↓↓苗を鉢から抜くと、、、びっしり根が回っていますね!

 

この時はまだ2月中旬でバラは休眠期なので、これから根鉢(土)を崩しますが、このブログをアップする日が2月末になってしまったので、、、

もし、このブログを見てから鉢植えのバラを庭植えにする場合は、①剪定後の枝から芽吹きが始まっていなければ根鉢を崩して、②芽吹きはじめくらいだったら根鉢表面の細い根を軽くほぐして、③葉が展開はじめていたら根鉢を崩さず、のどれかで植え替えてあげてください。

 

↓↓↓いつもの自作のつつき棒(木の枝を削って先を丸くしてあります)で、土を崩していきます。

 

↓↓↓こういった、新しい白い根が出ていなくて黒くなった根は枯れているので切り取ります。

↓↓↓このくらい土を落として、、

↓↓↓フルボ酸活力液アタックT-1の250倍希釈液につけておきます。

 

↓↓↓パニエを植え付ける場所を再確認。枝葉が茂った時の風通しと、作業に入るときのスペースを考えて隣の株から少なくとも80㎝くらいの距離は取っておきます。

 

↓↓↓直径40㎝、深さ40㎝くらいの穴を掘りたいところです(ここは屋上ガーデンなので掘るのは30㎝が限界ですが)。

 

↓↓↓はなはなオリジナル バラのたい肥お徳用特選有機バラのたい肥)を5リットル程度、植え穴と掘り上げた土に混ぜておきます。

この、完熟たい肥がバラに必要な微量要素を供給してくれたり、土の中の微生物のエサになって、土をふかふかにしてくれたり、悪玉菌(病原菌)と戦ってくれたりする、重要な土壌改良材になります。

 

↓↓↓元の土とたい肥をしっかり混ぜて、、、

 

↓↓↓活力液に浸しておいたパニエの株を、株の向き、高さを確認しながら植え付けていきます。

 

↓↓↓土の表面を均して、、

 

↓↓↓バラを浸しておいた活力液をじょうろに移し替えてたっぷり灌水。

 

↓↓↓鉢植えバラの庭への植え替え完了です!

 

このあと、1~2週間後くらいに寒肥を与えておきます。

 

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