ルートプロテターの効果と使用方法

ルートプロテターの効果と使用方法

今回のブログは、はなはなショップでおすすめしているルートプロテクターについて。

まずは、ルートプロテクターを使用してバラを育てた場合と、使用していない場合の違いを確認するために、秋に鉢から抜いて根のまわり方を確認してみました。

 

↓↓↓まず、こちらの画像を見てください。左がルートプロテクターを使用せずに育てたバラの根鉢、右がルートプロテクターを使用して育てたバラの根鉢。右側の方が良く根が張っているのがわかりますよね?

↓↓↓そしてこれが同じ鉢の逆側の写真です。夏越しで鉢のこちら側が南に向いていたので、ルートプロテクターを使用していない左側の鉢はほとんど根が回っていないのがわかります。一方、ルートプロテクターを使用していれば南側でも根が十分に回っていますよね!

夏の間は特に、鉢の側面に直射日光が当たると、鉢の内側まで熱が伝わってバラが根を伸ばす環境としては厳しくなってしまうため、普通にプラ鉢で育てていると写真左側の鉢のような状態になっていることが多いはずです。

 

しか~し! バラの植え付け時にルートプロテクターを鉢の内側に貼っておけばこんなに鉢のまわりを根がぐるっと回って元気なことがわかりますよね。

当然、根が元気に育つことがバラの健康にとって非常に大切です。

 

皆さんもこれからバラ苗を鉢植えにするときは(特にプラ鉢を使用する場合)是非、ルートプロテクターを使ってみてください!!!

 

ということで、今回はルートプロテクターの貼り方について詳しく解説していきます。

↓↓↓ルートプロテクターは、ご覧のような薄いスポンジ状の細長い台形のシートが1袋に8枚入っています。これをローズポット10号に貼り付けていきます。

↓↓↓大きめの鉢にも対応できるように少し長めに作ってあります。

 

↓↓↓上と下に各3段ずつ、ミシン目が入っているので、この鉢の場合は下から3段分を切り取ります。

※高さを合わせるとき、下を切り取ったほうが上を切り取るより幅が少しだけ広くなるので枚数を節約できるかも?

 

↓↓↓裏側ののり面のシートを剥します。このときすべて剥してしまうより、上の方4分の1ほどを剥してから、、、

↓↓↓鉢の内側のウォータースペースの目印の線に、ルートプロテクターの上の辺をきれいに合わせて貼り付けてから、残りの裏シートを剥していくときれいに貼りやすいです。

↓↓↓鉢底がちょっと余ってますが、そのへん多少前後しても問題ありません。

↓↓↓1枚ずつ丁寧に貼っていくと、、、、

↓↓↓最後、少し隙間が広くなってしまいました・・・・が、これくらいは無問題。(細かいことは気にしない!)

↓↓↓切り取った部分がもったいないので、、

↓↓↓ちょっとした隙間に貼ってみたり。

 

↓↓↓これは昨年、新苗の植え付けの時に使用した鉢の内側。(1シーズンバラを育てても全然再利用可能ですね!)

昨年は貼り方が下手で(?)隙間が広くなったので、1枚を細長く切って隙間を埋めてました。 要はどんな方法でもよいので「出来るだけ隙間が少なくなるよう」工夫して。

 

↓↓↓今回はきれいに貼れたので、ローズポット10号に対して1枚余りました。(7枚使用)

 

↓↓↓次は、ローズポット12号にルートプロテクターを貼っていきます。

↓↓↓12号鉢は高さがあるので、1段分を切り取るだけ。

↓↓↓同じように上から高さを揃えて貼っていきます、、

↓↓↓8枚(1袋分)貼ったところ広めの隙間が残ってしまったので、さっきの10号鉢で余った1枚を使います!

 

↓↓↓ぐるっと一周、逆台形(広い方の辺が上)で貼ってきたので、この鉢の場合は最後の隙間が台形(広い方の辺が下)の隙間になりました。なので、最後の1枚はこれまでとは逆向きで貼りつけるとちょうど良くなりました!

 

↓↓↓ということで、ルートプロテクター2袋で、ちょうどローズポット10号と12号の内側にぐるっと貼り付けが完了しました!!

 

※もし「12号鉢1個にルートプロテクター1袋で済ませたい」という場合は、全体的に隙間を広めにして貼り付けても良いですし、1か所広めの隙間が出来てしまった場合は、そこを北側に向けておいてバラを管理すれば問題になることはありません。

 

ルートプロテクターの貼りつけは、最初はちょっとコツがいるのと、裏面ののりが強く、貼り付けにミスると剥しにくいので、ゆっくり落ち着いてできるように室内で作業することをおすすめします。(寒い日にお庭で細かい作業はちょっと辛いですからね~)

 

ということで、皆さんもプラ鉢でバラを育てるときは是非ルートプロテクターをご使用ください!

 

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