今回は「長尺苗」を植え付けて、オベリスクに誘引する方法をご紹介します。
実は「長尺苗」は、真冬のこの時期に植え付けていただいて、即オベリスクやトレリス・フェンスなどに誘引していただければ、最短で3か月(~4か月)程度で、つる仕立てのバラの開花が楽しんでいただけるので、とてもコスパ(タイパ?)が良い商品なんです。
時期としては2月中旬から末ごろまでに、これからご紹介するやり方で植え付け~誘引を済ませていただければ、今年の春(5月ごろ)にはたくさんの開花が期待できます。
↓↓↓現在のローズ・ポンパドゥールの長尺苗の状態です。※お届け時期によっては完全に落葉した状態でのお届けになる場合もあります。
↓↓↓これからご紹介する方法で、春にはこんな開花が楽しめます!!
※過去の開花写真ですが、これも開花の直前の冬に長尺苗を植え付け・誘引したものです。
↓↓↓植え付けと仕立てに使用した資材はこちらになります。
ローズポット12号、ルートプロテクター、特選有機バラの土15L 、くり返し使える鉢底石、オベリスク(高さ165㎝、直径23㎝)
↓↓↓長尺苗を鉢から抜いて、土を丁寧に崩します。
↓↓↓これくらい落とせば十分です。
↓↓↓しばらく(30分程度)フルボ酸活力液アタックT-1の250倍液に根をつけておくと植え付け後の根張りが良くなるのでお勧めです!
↓↓↓夏の暑さ対策にルートプロテクターを内側に貼ったローズポット12号に、くり返し使える鉢底石(4袋入り)を2つ使用します。
↓↓↓鉢底石が見えなくなる程度まで特選有機バラの土を入れます。
↓↓↓長尺苗を植え付けます。
↓↓↓植え付け終わったら先ほど長尺苗をつけてあった活力液を捨てるのはもったいないので、植え付け後の水やり代わりにバラにたっぷり与えます。
↓↓↓まずは植え付け完了!
↓↓↓シュートの先端や途中からの細枝は、良い花が咲かないので剪定します。
↓↓↓剪定後も残っている葉はむしり取っておきます。
↓↓↓仮剪定が終わったら鉢の中心にオベリスクを立てます。この時長尺苗の枝はすべてオベリスクの外側に出しておくほうが良いです。
↓↓↓元気で太いシュートから順番に、時計回り、反時計回りと交互にらせん状に誘引していきます。
↓↓↓同じ場所に枝が混み合いすぎないように、できるだけ均等な間隔で枝を誘引します。
↓↓↓ある程度誘引が進むと、枝が多すぎることがあるので余分な枝は剪定します。
↓↓↓これで長尺苗のオベリスク仕立てが完成です!
この後、2月ごろに寒肥を与えておきます。
ここまでの作業を2月までに終わらせておけば、関東以西の平地なら5月上旬ごろにはオベリスク仕立てのローズ・ポンパドゥールが楽しめるので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!
はなはなショップのインスタグラムにも、こちらの内容のリール動画をアップしてあるので そちらもチェック!
ローズ・ポンパドゥール以外にも、いろいろな品種の長尺苗があるので、お好みの品種が選べます! → こちらをチェック!
さてこの鉢も、冒頭の春の写真のようにたくさん花を咲かせてくれるでしょうか。