皆さんの参考になればと思い、私たちは、ひと足早く作業しました。
これからの方は参考に、迷っている方も、まずは気楽に挑戦してみてください。
まず、用意するものは、コチラ↓↓↓↓↓↓


「長尺苗」、「初めてオベリスク」、「デルバールオリジナルポット」、
「特選有機バラの土15L」、「繰り返し使える鉢底石」、「剪定ばさみ」、
「ソフトタイ」、「バラ用手袋」、「ガーデングラス」、ツバのある帽子、ゴム手袋
それでは、レッツスタート!
まず、鉢底石を入れます。
この「繰り返し使える鉢底石」はネット入りなので、土と混ざらず、繰り返し使えて◎。
植え替えするバラの鉢には、コレが一番だと思います。

鉢の底が見えなくなるよう、3つ敷きます。↓↓↓↓↓↓

次に、「特選有機バラの土15L」をザザザザーと入れます。↓↓↓↓↓↓

鉢の内側についている、最初の線まで入れましょう。↓↓↓↓↓↓

鉢の用意ができたので、次は苗です。
継ぎ目の太いところを持って、鉢の角を叩くと、スコンと外れます。(きもちいい~)

根は、こんな感じに回っています。↓↓↓↓↓↓

この時期、古い土や余分な根は落とした方がいいので、手で削っていきます。

外側の細い根は、ちぎって大丈夫。
根の間に挟まっている古い土を取り除いていく感じで、ほぐしていきますよ~。

これくらいまで、古い土と根を整理しましょう。↓↓↓↓↓↓

さて、苗を鉢に植えますよ~。
土の中央に穴を掘って、苗を置きます。↓↓↓↓↓↓
このとき、枝の出かたなどを見ながら、植える角度を調整します。
あと、接ぎ目に巻いてあるテープは、取りましょう!

土を、鉢の内側の一番上の線まで入れます。15リットルの土が全部入るはず。
最後に、苗を固定するため、土を手でギュッギュッ、よ~く押さえておきましょう。

鉢への植え付け、これで完成。↓↓↓↓↓↓

さて、ここから枝の処理をしていきます。
長く伸びた枝はビュンと飛んで危ないので、こんなスタイルがベター。
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はじめに、付いている葉を取り除いていきます。
葉を下に引けば、プチンとちぎれます。どんどんちぎります。

葉を全部ちぎると、寒そうな姿に…↓↓↓↓↓↓

いっぱい枝がありますね。でも、これ全部は使いません。
これから、イイ枝を選抜します。イイ枝とは、若くて太い枝のこと。
特に「ナエマ」(デルバール)は、細い枝には花が咲きませんから、
鉛筆以上の太さのある枝だけ残します。

枝分かれする途中まで太くてイイ枝は、イイ太さのところでカット。
こういう短い枝もあることで、下の方にも花が咲いてくれます。

上の方の枝は、まだ柔らかく、残しても良い花が付かないのでカットします。↓↓↓↓↓↓

良い枝だけを残すと、このくらいのボリュームになります。
長く太い枝が、6本ほどになりました。↓↓↓↓↓↓

下の方から花を咲かせるために、枝の長さに段差が付けてあります↓↓↓↓↓↓

さあ、ようやくオベリスク設置です。
どの枝をどの方向に出すか決めます。枝の出ている向きを見て、無理のない感じで。

そして、オベリスクをセットします。この時は、一人助っ人がいると◎。

長い枝は、輪の外に出ているように↓↓↓↓↓↓

位置が決まったら、
上部を持って力を入れ、土にしっかりと挿しこみます。↓↓↓↓↓↓
その時、オベリスクが傾かないように!仕上がりの美しさが違います。

設置完了。↓↓↓↓↓↓

ようやく、ここまで来ましたよ。
残すは、誘引だけです。
主役級の太くて長い枝から、斜めに巻いていきます。
途中の支柱のところで、「ソフトタイ」を使って枝を留めます。
時間が経つと枝が太ってくるので、ちょっと余裕のある縛り方でOK。↓↓↓↓↓↓

右巻きをしたら、次は左巻き、といった具合に…。
全部の枝をどうするか、最初に計画しようとしない方がイイです。
とにかく太くてよい枝から、適度な角度に巻いて行って、
残った枝を、枝の密度が少ないところに持っていく
という、出たとこ勝負でやった方が、作業が進みますよ~。


長さの足りない枝は、こんなふうに留めるのもアリ↓↓↓↓↓↓

そして、完成。

なかなか美しく仕上がりました。
このまま春に咲いた姿を見て、反省したり、勉強したりしようと思います。
初めて誘引される方も、最初から満点に仕上げるのは無理。
まず、今年は「誘引って、こんな感じなのねぇ~」と、内容を知るだけで十分です。
毎年繰り返せば上達していきますので、気楽にやりましょう!
最後に、たっぷり水をやって作業終了。

さあ、皆さんもレッツトライ!