バラのたい肥実験

お庭へのバラ苗の植え付けは、土が乾いている時に!

これから苗を植え付けされる方に、ちょっと気を付けていただきたいことです。

以前、
雨の降った後のお庭に、苗の植え付けをされたお客様から
「バラのたい肥」を混ぜ込んだら、土がネバネバしてしまったんですが…と相談を受けました。
水分が多過ぎると、「バラのたい肥」は粘りが出ます。

今回、
私たちも「バラのたい肥」がネバつくことを体感してみようと、花壇で実験してみました。

「湿った土エリア」と「乾いた土エリア」を作って、「バラのたい肥」を土に混ぜてみることにしました。
バラのたい肥実験
湿った土エリアには、雨降り後を再現するため、水をたっぷり撒きます。↓↓↓↓↓
湿った土エリアを作る

さて、実験準備が整いました。↓↓↓↓↓
バラのたい肥実験

まず、湿った土に穴を掘り、「バラのたい肥」を入れます。
バラのたい肥実験
「バラのたい肥」は、黒色で無臭。サラサラしています。↓↓↓↓↓
バラのたい肥実験
そこに、湿った土を混ぜると、↓↓↓↓
バラのたい肥実験
???
湿った土に、サラサラした「バラのたい肥」がまとわりつくものの、粘りは出ません。
たぶん、土の水分が足りないのでしょう。
そこで、水を足してみました。
すると、↓↓↓↓
バラのたい肥実験
粘りが出ました!これですね!
なるほど、土と混ぜている間に、ねっとりしてきます。
あと、土が重くなって、腕が疲れます。

たい肥がサラサラしていて土の水分を吸収してくれるので、
多少の水分なら問題なさそうですが、
2~3日雨が続いた後などの、ひどく湿った土の場合には粘りが出るようです。

乾いた土にも「バラのたい肥」を混ぜ込んでみました。
バラのたい肥実験

バラのたい肥実験
黒い「バラのたい肥」と、花壇の土が、サックリ混ざります。
これが、理想ですね。

◎結論
植え付けで「バラのたい肥」を使う時は、土が乾いている方が、土も軽く、粘りも出ないのでラクです。
多少の水分なら大丈夫ですが、
雨が2~3日続いた後の土に混ぜるのは、避けましょう。

粘りが出た土は、3日程度で乾きます。3日後↓↓↓
品質には問題ありませんが、ゴロゴロした塊が出来るので、この現象はできれば避けたいですね。
バラのたい肥





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