バラ花壇の土壌改良と寒肥

バラ花壇の土壌改良と寒肥

結局、冬剪定とつるバラの誘引が2月上旬までかかってしまいましたが、、

やっと一通りの剪定・誘引が終わったので、冬の土壌改良(堆肥のすき込み)と寒肥の施肥を始めました。

  

↓↓↓ 土壌改良の前にはしっかり除草をしておきましょう!


 

↓↓↓まずは基本のレシピ。 1平方メートル当たり約10リットル程度の「特選有機バラのたい肥」を撒いて、、


  

↓↓↓1袋(10リットル)撒いてみるとこんな感じになります。


 

 

↓↓↓一部のエリアで水はけが悪くなっているところがあったので、鹿沼土も少し撒いてから、スコップでしっかりと反転させて、土の中に混ぜ込みます。


  

↓↓↓ひととおり土を反転させたら、、


↓↓↓大きな土の塊などを砕きながら、均しておきます。


「バラの周りに宿根草や低木が植えてあってこんなに広く掘り起こせない!」という方もいるかと思います。

 そんな場合は、掘り起こせる範囲だけで良いのでたい肥のすき込みをやってあげるだけでも十分です。 (その場合、たい肥は少し少な目にして)

    

↓↓↓最後に寒肥を施肥します。


  

施肥量は、袋の裏書に従っていただくのが良いですが、株や土の状態によって多少加減をしてあげると良いです。

例:株が小さく、弱っている ⇒ 施肥量を減らす など

 

↓↓↓施肥した後は、そのままでも肥料は効くんですが、少し土と混ぜてあげた方が効きも良いですし、有機肥料などが発酵するときに出る臭いが気になりません。

 

 

ちなみに、今年は試しにガーデンの土の土壌分析をしてみたところ、一部のエリアで「少し肥料が多すぎる」結果が出たところがあったので、そのエリアは堆肥を入れる量を半分~3分の1程度に減らして、水はけをさらに改良するために鹿沼土を多め(1平方メートル当たり5リットル程度)にすき込みました。


 

一般のご家庭ではなかなか土壌分析までは出来ないと思いますが、

・水はけが悪い花壇

 鹿沼土やバーミキュライトなどを混ぜて水はけ改善。花壇の真ん中を高くして雨水が花壇の縁や側溝に流れるように。

  

・土が固い場所

 「バラのたい肥」に加えて、バーク堆肥や腐葉土などを加えてしっかり混ぜ込む

 

・砂地で水はけは良いが土が瘦せている(白っぽい)

 「バラのたい肥」をやや多めにして、赤玉土などを一緒に混ぜ込む。

  

など。。

 

また、簡易なもので良いので、pHメーターを持っておくとより良いですね。


土壌のpHが酸性やアルカリ性に偏り過ぎているとバラの生育も悪くなります。

pH5.5~6.5(またはその周辺)であれば大丈夫ですが、酸性に偏っている場合(pH5未満)は苦土石灰などを撒いてあげたり、アルカリ性(pH7以上)の場合はピートモスなどの酸性資材を混ぜてあげるなど、対策が必要です。 

  

↓↓↓こちらは昨年秋に、pHが酸性に偏っていた花壇に「Let’s苦土石灰」を散布したときの様子です。


1平方メートル当たり100g程度を撒いたところ、2週間後には土壌のpHが弱酸性くらいまで改善しました。

 

もし、ご自宅の花壇の土のpHを測ることが出来たら、苦土石灰やピートモスで改良するなら冬の間がより安心なので、気になる方は是非やってみてはどうでしょうか。

pHメーターは簡易なものであればホームセンターやネットで1,000円くらいで買えるものもあります。

  

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