先週アップしたブログで夏剪定前の管理について書きましたが、この時期の大事な管理がもう一つ。
それは「追肥」です。
9月の夏剪定のあと、バラが一斉に芽吹き始めるのでそこで枝葉を元気に茂らせるために必要な肥料を、剪定の少し前に与えておくわけです。
※夏剪定と同時、又はすぐ後に追肥、でも大丈夫です。
↓↓↓はなはなショップおすすめは「花ごころバラの肥料」です!
ゆっくり効いてくる有機成分主体ですが、一部化成肥料でも補ってあるのですぐに効く効果もあってとても使いやすい肥料です。
海藻成分配合なので微量なミネラル分も豊富で、土を柔らかくしてくれる微生物も増やしてくれます。
施肥量は袋の裏書にありますが、庭植えにバラの追肥には1株当たり約100グラム。10号鉢なら約40g程度を与えるのが適量です。
↓↓↓軽く一握りを計ってみたところ、32gでした。
もちろん、人によって手の大きさや握り方が違うので一度自分の手で一つかみがどのくらいになるか計ってみると良いですね。
とは言え、それほど厳密に考える必要もないので、大雑把に言えば「女性の手で軽く一握り=30g」「男性の手で軽く一握り40g」前後くらい、を目安にしていただいてほぼ大丈夫だと思います。
↓↓↓春に新苗を庭植えしたフランス・アンフォです。
木立性のバラで十分に枝葉が茂っている場合は、裏書どおり100g程度を施肥します。
↓↓↓フェンスにつる仕立てしてあるシャンテ・ロゼ・ミサトです。
つるバラ仕立てなど、かなり大きく枝葉が茂っている株には通常の量より少し多めに施肥します。この株なら通常の1.5~2倍の量を与えるくらいが適当だと思います。
株元から少し離れた位置に、出来るだけまんべんなくパラパラと。
ここで、ちょっと裏技を。
通常は「バラの肥料」だけで良いのですが、秋に花付きが悪くなりやすい半つる系の品種は、今回は通常の肥料を少し減らし気味(適量の3分の2くらい)にして、その減らした分くらいの量の「超リンカリ肥料」を与えてみます。
その理由は、、
半つる性の品種は成長する勢いが付きすぎると、株は良く育って良いのですが、枝葉が成長することに勢いを使い過ぎて、秋の花付きが悪くなることがあります。
そこで、主に枝葉の成長に効く窒素肥料を少し抑え気味にして、リン酸とカリウム成分を増やして花付きを良くしてあげようと。
そんな理屈です。
皆さんも是非試してみてください。
「超リンカリ肥料」ははなはなショップでは販売していないので、お手数ですが姉妹店の「花ちゃん園芸ショップ」でお買い求めください。
そして、施肥の後にはたっぷりと水やりすることを忘れずに。