昨年に引き続き、冬の土壌改良と3月からのフルボ酸活力液アタックT-1を灌注しているおかげで、今年もベーサルシュートの発生が旺盛です。
せっかくのシュートが、雨や風で根こそぎ折れないうちに早め早めにシュート処理をしています。。
(昨年は対処が遅れたせいで一晩のうちに何本かのシュートが倒れてしまったので、、その時のブログはこちら)
↓↓↓この春、長尺苗を植え付けたばかりのミステリューズ。
株元からベーサルシュートが3本、枝の途中からサイドシュートが3本!
これからまだまだ成長するので、麻紐でゆるく囲ってあげて、雨風で倒れないようにしてあります。
↓↓↓シャンテ・ロゼ・ミサトのベーサルシュートも。
↓↓↓こちらはリラのベーサルシュート。
リラは四季咲き性の強いコンパクトな樹形で、ベーサルシュートにもすぐに蕾を付けてますね・・。そのせいで、株の茂みの上に先端が出る前にシュートの伸長が止まるので、株の上からは良く見えないんですが、、
↓↓↓そのリラの株元を覗くと・・・
ここから見えるだけで5本のベーサルシュートが!!
裏側にも極太のシュートが出ているので、合計6本!
↓↓↓こちらはピンク・ビンテージ。
手前に1本、奥に1本、写真外右のほうにもう1本あるので合計3本!
ピンク・ビンテージは樹勢が強くてすでに元気な枝が株元からたくさんあるので「もう十分です!!」っていうくらいなんですけど。
↓↓↓半日陰のトレリス仕立てのローズ・ポンパドゥール。
昨年も何本も良いシュートが出たんですが、今年はまたびっくりするくらい極太のが・・・。
↓↓↓ブッシュタイプの品種のベーサルシュートは、株の茂みより少し低めの位置まで切り戻します。
↓↓↓シュート処理とは別に、この時期に株の奥の方に枯れ枝とかがあったら、それも切り落としておきます。
↓↓↓上の枯れ枝とは別ですが、株元の込み合ったところに冬剪定の時に残した古枝で、春に良い花が咲かなかった、又はブラインド枝ばかりだったような枝がある場合は、この時期に元から切っておくと良いです。そのほうが株もとの風通しが良くなって病気や害虫の予防になるばかりでなく、次のシュートの発生もよくなります。
これからの時期は、バラも光合成をして枝葉を伸ばし力を蓄える時期なので、極端に枝葉を減らし過ぎるのは良くないですが、適度に風通しを良くしてあげたり、細枝を切り戻して太くて元気な芽を伸ばしてあげることによって、バラの株の勢いが維持できるので、この時期こまめにハサミを入れることは実はとても大切なんですね。
適切な剪定と、土づくりで根を元気にすること。
この二つがバラの株の若さを保って、きれいな花をたくさん咲かせ続けるコツなんです。