開花シーズン中も、常に花がら摘みやベーサルシュートの処理などを続けてきましたが、ここにきて一気に開花が終了し始めたので、まとめて花後の管理を始めました。
↓↓↓鮮度の落ちたフラゴナールの花をせっせと摘み取ります。
↓↓↓開花の終わった房は、開花枝の半分程度で切り戻します。
↓↓↓ピンク・パラダイスの株からベーサルシュートが何本も!
↓↓↓ベーサルシュートの切り戻しは3分の1程度まで短くします。
「こんな太いところで切ってしまって大丈夫?」と思われる方もいるかと思いますが、大丈夫です!!
ベーサルシュートを高い位置で剪定してしまうと、そこからさらに勢いの良い枝が伸びて、ほかの枝と比べてバランスが悪くなるばかりかその枝に勢いが集中してしまって、ほかの枝の伸びが悪くなることがあります。
樹形を整えるためにも、ベーサルシュートは現在の株の茂みよりも一段二段低い位置で切るようにしましょう。
↓↓↓芽が吹いて枝が伸びても花が咲かなかったブラインド枝。
こういった、そこそこの太さのあるブラインド枝はしっかり切り戻しておくと、次に芽が伸びてきたときにはちゃんと開花してくれます!
細すぎるブラインド枝は、ほかの枝と込み合っている場合は枝の元から切り取っておきます。枝が込み合っていない場合は無理に切り取る必要はありませんが。
↓↓↓ひととおり花が終わったら、お礼肥を与えておきます!
花ごころバラの肥料なら、地植えのバラには100g程度(約2つかみ半くらい)。
有機主体なのに臭いも少なく、部分的に化成肥料が補ってあるので即効性もあるとても使いやすい肥料なのでおすすめです!
↓↓↓マルチングチップを敷いてある場合は、マルチングをよけて土の上に撒くのがおすすめ。この後マルチングチップを戻しておきます。
↓↓↓鉢植え(10号鉢)の場合は40g程度。
↓↓↓完全に開花が終わったソフィー・ロシャスのオベリスク仕立て。
開花枝の切り戻しが終わったのでこのままお礼肥を与えておけば、また次々開花してくるのですが、、
↓↓↓オベリスク仕立ては来年も同じサイズでたくさん花を咲かせるために、冬に誘引した太い枝も含め、上から3分の1程度までバッサリ剪定します!!
こうすることによって、株元からベーサルシュート、枝の途中からサイドシュートが出やすくなって、冬の剪定・誘引時にオベリスクの下の方から若くて勢いの良い枝が何本も残ることになります。
すなわち、春の開花時はオベリスクの下の方から上の方までまんべんなく花が咲く、という事!
こんなに切るのはちょっと怖いですかね?
でも、これをしないと何年か後には「上の方は元気な枝葉が茂って花もよく咲いているんだけど、下の方に花が咲かない、枝も古くなっている」という状態になってしまいます。(心当たりがある方も多いのでは?)
この時期に強めの剪定をしておくと、これから夏、秋にかけて元気なシュートが良く伸びるようになるので怖がらずに剪定してみてください!
↓↓↓バラの株元の宿根草(宿根サルビア“カラドンナ”)もほぼ開花が終わり、、
このまま放置しておくと、雨などでバタバタと倒れて見苦しいだけでなく、バラの株元の風通しが悪くなって病気の発生原因にも。
↓↓↓ということでこちらもバッサリ切り戻し!
すぐに芽吹いてまた元気に茂ってくれます。。
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