日々、つやつやの枝葉が成長してつぼみも膨らんできています。
この時期はきれいな新芽や新葉を楽しみつつも、害虫や病気も出始める時期なので、パトロールが欠かせません!
4月最初のブログでも、アブラムシやバラゾウムシが出始めたので部分的な薬剤散布をしたことをお伝えしましたが、、、
↓↓↓その後も、あちこちのつぼみにアブラムシが大量発生し始めてます、、、。
別の場所では、、
↓↓↓ローズ・アントワネットの下葉がこんな状態に!
↓↓↓葉裏を見ると、チュウレンジハバチの幼虫です!
チュウレンジハバチは、親が新しい茎に卵を産み付け、卵から孵った小さな幼虫(イモムシ)が葉の裏に移動して、葉裏から食害して成長するので、写真のような葉の状態になります。
周りをよく観察すると、、
↓↓↓これが今まさに産卵中のチュウレンジハバチです!!
産卵中に天敵(人間含む?)に狙われないように茂みの奥の方の若枝に産卵することが多いようです。
↓↓↓これはバラゾウムシの被害にあったつぼみです。
よく見ると、つぼみの真ん中あたりに黒い点がいくつか。そこに卵を産み付けてあるんです。そして蕾の首をかじって?落としてしまいます。
すると、卵から孵った幼虫が土の中で成虫になって、枝を上ってきて食害しつぼみに卵を産み付ける、というライフサイクルだということです。。
なるほど虫たちもいろいろ工夫して?一生懸命生きているんですね。
とはいえそれを暖かく見守って、、、と言うわけにもいきませんよね。
バラの開花を楽しみにしている私たちにとっては、やはり憎い害虫なので・・・。
↓↓↓今年初のガーデン全面薬剤散布をしました!
殺虫剤は、バラの害虫に幅広く効果のある「ベニカR乳剤(100倍)」を、
まだうどんこ病は出ていませんが、いつ発生してもおかしくない時期なので。
殺菌剤は予防効果がある「ベンレート水和剤(2000倍)」を散布しました。
この時期のつやつやの葉は、薬剤をはじいてしまうので展着剤(ダイン)も忘れずに。