たい肥のすき込みと寒肥施肥

たい肥のすき込みと寒肥施肥

ひととおり、剪定と誘引が終わったので、冬の作業の最後を締める?たい肥のすき込みと寒肥施肥を行いました。

  

■たい肥のすき込み

 庭植えのバラも、土づくり(土壌改良)が大切です。

 植えっぱなしでは土がだんだん固くなってきてしまい、根の成長が鈍ってきてしまいます。

 なので、毎年土壌改良をしてあげる必要があるのですが、土壌改良といっても色々な方法、資材があります。

 pHが酸性に傾いているなら苦土石灰などのアルカリ資材を撒いてあげる必要があるし、水はけが悪い場所があるなら水はけ良い土に改良してあげないといけないし。。

 

 幸い、ショップのガーデンは毎年たい肥をすき込んで、ふかふかの土を維持しているので特別なことは必要なく、今年もはなはなショップオリジナル バラのたい肥を、バラの周りにたっぷりとすき込みました。


使用量の目安は、1株あたり約10リットル程度。

  

バラの周りにまんべんなく撒いてから、スコップで深さ10~20㎝程度土を反転してすき込みます。


出来るだけ、たい肥と元の土がきれいに混ざるように何度も反転します。

 

これで、たい肥に含まれる良質な有機質が、土の中の微生物のエサになります。

微生物の種類と数が豊富な土は、とてもふかふかで肥沃な土になります。

 

ふかふかで肥沃な土なら、当然バラも根の成長が良くなり、根が良く張ればシュートも元気に伸びてくれますよね。

   

1年間のバラの管理の中で、冬剪定と同じくらいこの“土づくり”というのは大切な作業なんです!

 

はなはなショップオリジナル バラのたい肥お徳用20L、または特選有機バラのたい肥10Lは、腐植質たっぷりの良質な完熟たい肥なので、土壌改良効果も高く安心して使っていただけるたい肥なのでおすすめです!

  

■寒肥

 たい肥のすき込みが終わったら、最後に寒肥を施肥します。

  

↓↓↓花ごころバラの肥料は、有機質主体で海藻成分も入ってい微量要素(ミネラル類)も豊富。カリ成分など有機原料だけでは不足する成分は化成で補ってあるので、効果も高く安心して使える肥料です。


 

↓↓↓庭植えの場合、一株当たり300~500グラムが目安です。


↓↓↓鉢植えで10号鉢なら40グラム程度。おおよそ片手で一握りくらいの量ですね。


 

肥料を与えるときは必ず袋の裏書きの施用量を確認してください。

 

また、バラの株まだ小さい場合や、生育が思わしくなくて弱っている株は少なめに。

 

今年もショップのガーデンのバラたちには、3月から液肥と活力液を与える予定なので袋の裏書より少し少なめにして、株の大きさにより300~400グラム程度施肥しました。

  

ちなみに、品種によっては寒肥を控えめにしたほうが春の花がきれいに咲くということもあります。春に蕾は大きくなるけどなかなか開いてくれず、そのまま傷んでしまう、という経験ある方も多いと思います。

こういう症状が出やすい品種は、ほかのバラより寒肥を控えめ(3分の2~半分程度)にしてあげるとよいです。

はなはなショップで販売している品種の中では、ラパンとかリラがその傾向があります。また、シャンテ・ロゼ・ミサトやダム・ドゥ・シュノンソーも肥料が“多すぎる”と花色が悪くなる時があります。

 

バラ栽培も奥が深いですね。

ブログに戻る