これからの季節は、「雨が降れば黒星病」「高温乾燥ならハダニ」が発生して、いずれにしても被害にあった葉を落として生育に悪影響があるという、天気が良くても悪くても注意が必要なんですよね~。
今年はうどんこ病も黒星病も少なくて、バラが元気なんですが、
↓↓↓ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイの葉色が細かな点状に色が抜けるような感じに、、
↓↓↓フィンブリアータの葉も、、
遠目で見ると、「なんかちょっと葉色がおかしい気がするけど、、」程度ですが、実はこの症状が出たら要注意!
↓↓↓拡大すると、、
よく見ると明らかに異常がありそうですが、虫の姿は見えないし、、
↓↓↓ 裏返すと、、
なんかホコリっぽい気はするけど、良く見えない・・・
↓↓↓さらに拡大すると、、
!!!!
分かりますか? 赤茶色の小さな点。よく見ると小さなクモの様なのが「ハダニ」です。要は植物に着く「ダニ」なんです。
今年は梅雨入りが早かったわりに、5月末から6月上旬は晴れの日が続いたので、梅雨の最中だというのにハダニが発生したんですね。
ちょっと発見が遅れて、被害が拡大し始めています。。
↓↓↓ ということで薬剤散布をします!
「ダニ太郎」という薬が良く効きます。1000倍期に希釈して。
↓↓↓葉の表も裏もしっかりと散布します。
ちゃんと葉裏にかかってるか確認!
↓↓↓バラだけでなく、傍に植えてあったヤマブキにも発生していたので、こちらもしっかりと散布しておきます。
いや、むしろこのヤマブキから発生し始めて被害が拡大し始めたのかも。
なので、ハダニが大発生した場合は、バラだけでなくその周辺の植物、鉢、棚などにも薬剤を散布しておいた方が良いです。
そして、ここが重要!
1) ダニ剤は、他の農薬(殺菌剤など)と混ぜて使用しない。(必ず単体で)
2) 4日おきに2~3回、連続で散布する。
(4日で世代交代するため、少しでも生き残っているとあっという間に広がるので)
3) 同じ薬剤を連続で使用しない。
(耐性が付きやすいので、同じ薬を何度も使うと耐性の強い個体が増えて薬が効かなくなるため)
「ダニ太郎」の他には「アーリーセーフ」や「コロマイト乳剤」などがホームセンターなどで手に入れやすいダニ剤です。
倍率や使用方法などは裏書をよく読んでご使用ください!!