バラでいっぱいの庭も良いですが、バラを引き立てる宿根草も、ガーデンに欠かせないですよね。
今年の春もいろいろな宿根草が活躍してくれました。
宿根草と一口に言っても、いろいろな種類の植物・品種があり、それぞれ性質や管理の仕方も異なります。
「宿根草って、植えっぱなしで良いんでしょ?」と思っている方いませんか?
実は、それは大きな間違いで、、、
宿根草も、美しさを保つにはそれなりに手をかける必要が有るんです。
とはいえそんなに難しい事ではありません。
春のバラシーズン後の宿根草のお手入れを紹介します。
↓↓↓ 紫色のバラ、シュリンクスの足元で綺麗に咲いてくれていた、宿根サルビアの”ボルドー(左のブルーの花)”、と”カラドンナ(右の紫の花)”です。
まだ花は咲いてはいますが、、だいぶ枝葉が暴れてだらしなくなってきました。
丁度バラの切り戻しも終わったところなので、、
↓↓↓ 思い切ってバッサリ切り戻しをします。
ホントにバッサリ・・・・
「こんなに切って大丈夫?」と心配になりますよね?
でも、このくらい切ってあげないと、次に咲いた時は更に株が大きく茂るので、雨風で倒れやすくなったり、バラの株元の風通しが悪くなったりして良くないんです。
”ボルドー”は四季咲きの宿根草なので、、、1か月後の姿をお楽しみに!
↓↓↓ ”カラドンナ”は更に良く茂っているので、刈込バサミでザックザクと。
こちらもスッキリ!
↓↓↓ シャンテ・ロゼ・ミサトの足元の白花(よく見ると薄紫がかってます)は、ペンステモン”ハスカーレッド”。
涼しげな花と黒緑色の葉が、バラを引き立ててくれます。
まだ花が少し残っていましたが、、こちらもバッサリ!
↓↓↓ ヒューケラ”キャラメル”
リーフ物の宿根草としては今や定番ともいえるヒューケラです。品種(葉色)もバリエーションに富んでいて庭の色使いと好みに合わせて選択肢の幅が広いのもGOOD。
なかでもこの”キャラメル”はバラの庭に合わせるのにぴったり。葉色が庭のアクセントになるだけでなく、丈夫で生育が良いんです。
上の写真、一見きれいですがよく見ると古い葉が色褪せたり下端が傷んだりしています。
↓↓↓ そられを取ってあげると、、
こちらもスッキリ!!!
これで更に新しい葉が次々展開してきて、いつも新鮮で綺麗な状態を保つことが出来ます。
ちょっと番外編の、宿根草の管理でした。