冬から春にかけて手塩にかけて管理してきたバラたちが、きれいに開花するシーズンを楽しみながら、、ではありますが、開花している間にも管理は必要なんです。
一番は「花がら摘み」です。
ピークを過ぎて、傷んだ花が付いたままだと、株全体、庭全体がきれいに見えないばかりか、長く花をつけておくことは株にとっても負担になります。
「花がら」は早め早めに摘んであげましょう。
↓↓↓ソフィー・ロシャスは、大輪花ですがこのように房咲になることが多いです。
香りが良く、花弁も繊細なので開花の時期に長く雨に打たれたり、逆に強い日差しで乾燥したりすると、花傷みが早いです。
そんな時は迷わず、傷み始めた最初の真ん中の花を摘んであげましょう。
↓↓↓これで、この花枝の見た目の”鮮度”が回復しますよね。
そして、この方が開花し始めている周りの蕾もきれいに咲くようになります。
↓↓↓キルケも、中輪房咲の品種ですが、、
最初の一輪がまだ十分綺麗なように見えますが、だいぶ花色が退色してきて、首も垂れてきました。
早め早めに花首から摘んでしまいましょう。
↓↓↓シャンテ・ロゼ・ミサトも、外側の花弁が傷み始めているので、、、
↓↓↓ラ・パリジェンヌです。だいぶ開き切ってしまって花も傷んでいるので、もっと早く摘んであげた方が良かったですね。
今は房咲きのバラの最初の花の「花がら摘み」ですが、房の花が全て咲き終わったら、今度は「切り戻し」をしてあげてください。
「切り戻し」については、来週くらいにまたブログでご説明しようと思います。
あと、おまけで、、
↓↓↓パトラッシュです。蕾がいっぱいなのはうれしい事なんですが、いくら房咲き品種であっても、さすがに一枝に20個近い蕾が付いているのは、ちょっと多過ぎ?
一枝にこれだけたくさんの蕾が付くと、最後の方の蕾はきれいに咲いてこないことがあります。当然、株も体力を消耗するので、少し減らしてあげます。
これでも、まだ多すぎるくらいですが、、。
この、蕾を積む作業を「摘蕾(てきらい)」と言いますが、これは必須ではありません。状況に応じてやってあげた方が、何もしないよりは良いかな、程度だと思ってもらって大丈夫です。