バラの蕾がいっぱいのガーデン。葉もつやつやで病気知らず、、
・・・・・と、油断していたら、
春一番の害虫としてはちょっとマイナー(?)なヤツが!!
↓↓↓シュリンクスの葉が巻き巻きになっているのがわかりますか?
「ハマキムシ」です!
巻いている葉を開いてみると、、、中には細かい蜘蛛の巣の様な糸にくるまれたイモムシが。これが「ハマキムシ」という蛾の幼虫です。
バラの葉を食い荒らしたうえで、このように自分で巻いた葉の中で蛹になり、成虫になって再びバラに卵を産んで被害をもたらします。
そして、ガブリエルの葉にも異常が、、、
↓↓↓「ハモグリガ」です!
葉の色が変わっているところをよ~く見ると、薄くはがれそうな葉の表皮の下に何かいるの、わかりますか?
↓↓↓薄皮を破ってみると、ここにもまた別のイモムシがいました。
薄っぺらい葉っぱの表皮と裏皮の間に潜り込んで、葉の組織の真ん中部分を食い荒らしていくという、、、
外敵に狙われないように、葉を巻いてシェルターを作ったり、表皮の下に潜り込んだり、、賢いというか、虫たちの驚くべき生態ですが、
こちらも大切なバラをみすみすやられてしまうわけにはいかないので、、、
↓↓↓殺虫剤(写真右)を散布します!!!
今回使用するのは「ベニカS」という殺虫剤で、イモムシ類全般に効果があります。 200倍希釈なので、8リットルのバケツに40mlですね。
そして薬剤散布の際に一緒に「フルボ酸活力液アタックT-1」も混ぜて、活力液の効果も狙います。
今までは、液肥と一緒に灌注(土に撒く)でしたが、今回は葉面散布といって、葉の表面からフルボ酸をしみこませる方法です。
↓↓↓葉面散布の場合は1000倍希釈なので、8リットルのバケツに8mlです。
↓↓↓ガーデンのバラ、全体に散布しておきます。
写真に写っている、「ペットボトル専用スプレー式加圧ノズル」経済的で便利なのでお勧めです。
ご覧いただいた通り、ショップのガーデンでは”まだうどんこ病が出ていない!”ので、殺菌剤は一度も使用していません!!
「病気に強いバラ×土づくりで健康な生育」で、どこまで殺菌剤無しで行けるか挑戦中です。
こだわり過ぎて”折角の春の開花が台無し”、ではいけないので無理せず、こまめに観察しながら楽しみたいと思います。
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