秋バラ前のこの季節、真夏の暑すぎる時期になりを潜めていた(?)害虫たちが一斉に活動を始めるのか、ガーデンのバラたちもちょっと油断したすきに、、、、。
↓↓↓葉裏から食害を受けたり、新芽をかじられたり。
秋のバラの管理で注意しないといけない害虫に、ヨトウムシ、ホソオビアシブトクチバなどのイモムシ類の被害ですね。
↓↓↓新芽を食害しているのは、ホソオビアシブトクチバでした。細長い灰色の体は枝や葉の縁にくっついていると植物と同化していて、よほど注意してみないと発見できません。
↓↓↓ヨトウムシも・・・
↓↓↓オオタバコガ??
イモムシ類にもいろいろな種類がありますが、たいていは蛾の幼虫です。
そして、これらのイモムシ類は小さいうちは葉裏などに隠れているので発見しにくく、最初の写真のように被害に気付くころには大きく生長していて、このくらいになると、普通に殺虫剤の散布をしているだけでは効果が出ないことも。
↓↓↓ということで、春以降に使用していた殺虫剤では被害が抑えられそうにないので、今回はイモムシ類によく効くアファーム乳剤を散布。秋雨に時期には黒星病も出てくるはずなのでオーソサイド水和剤も一緒に。
※アファームは園芸店やホームセンターなどで手に入りにくいこともあるので、見つからない場合はネット通販等で探してみてください。
↓↓↓枝葉全体、裏表にまんべんなくかかるように、しっかり散布します。
バラ栽培は、病気や害虫との戦いでもありますが、適切な時期に適切な薬剤を散布することで、最小限の薬剤散布で済ませてバラを楽しむことも可能です。