もうすでに早咲き品種が開花し始めていますが、庭植えのメアリーレノックスの植え替えをしました。
当然、庭植えのバラの植え替え適期ではないですよね。。
むしろ「一番植え替えしてはいけない時期」かもしれません。
その理由は、ほとんどのバラが元気に育っているガーデンの中で、何故かこの株だけが“絶不調”なんです・・・。
冬には元気に見えた枝でも、ほとんどまともに芽吹いておらず、蕾を付けた枝は1本だけ、、、。
株が枯れているわけではないんですが、ほぼブラインド枝しかない状態。
ちなみに昨年の春は(大苗を植えて最初の春)ご覧のとおり“絶好調”でした。
本来、耐病性も強く香りが良いのに花持ちも良く、とてもおすすめの品種なんですが。
そういえば、昨年の秋バラの時期もきれいに咲いてはいましたがブラインド枝が多かった気も、、、
原因がはっきりしませんが、いずれにしても根が十分に活動していない?と思われる症状です。
今年の春の一番花はあきらめたとしても、その後もこのままでは元気になってくるようには思えない株の状態です。
ひょっとしたらすぐ後ろのツゲの木やアガパンサスなどの根が侵食してきてバラの根が十分に張れない状態? とか、ネキリムシに根を食べられてしまった?(庭植えで、それもこの時期にはちょっと考えにくいはずですが)とか、いろいろ考えましたが、いずれにしてもこのままではよくなりそうにないので、
思い切って掘り上げて鉢に植え替えることに!!
↑ふつうはこの時期に掘り上げるのはNGなので、あまり参考にしないでくださいね。
出来るだけ根を傷めないように、株元から15㎝くらいの周囲にスコップを縦に入れて、
根の周りについた土をあまり落とさないように、、
10号のスリット鉢に植え替えました。
これで、花壇のあの場所に問題があったとするなら、この株はこれから復活してくれるはず??
根を傷めているので、しばらく肥料は与えず、元気になるまでは明るめの半日陰で養生します。
バラのシーズン直前に花壇の真ん中がぽっかり空いてしまってはもったいないですが、その場所?土?に問題がある可能性が残っているので、掘り上げた穴は埋め立て、石板を置いてオリーブのレリーフ入りのかっこいい鉢を置きます。
もちろん鉢を置いたということは、そこにバラを植えるわけですが、
↓↓↓農場で10号鉢に植えて見本用に仕立てていたメアリーレノックスを(同じ品種!そして生育は絶好調!!)植え付けます!!!
↓↓↓蕾をたくさんつけている大事な時期なので、絶対に根鉢は崩さないように慎重に鉢から抜いて植え替えます。
↓↓↓もちろん、植替えはいつもの「特選有機バラの土」。
↓↓↓どうですかこの立派な鉢植え!?
↓↓↓花壇の中心、というよりガーデンの中心に堂々と鎮座した新しいメアリーレノックス!
5月が楽しみですね。