少し早めではありますが、四季咲きブッシュタイプの夏剪定も始めました。
順番としては「ステムが長く伸びる」(≒背が高めのブッシュタイプ)品種をはじめに剪定します。
↓↓↓こちらは昨年の春に新苗を植え付けたフランス・アンフォです。
樹高は1.2mほどになっています。
ブッシュタイプのバラの夏剪定の基本は「樹の高さの上から3分の1程度」です。
もう少し細かく説明すると「今花が咲いている(つぼみがついている)枝の、一つ前の枝で切る」となりますが、その枝の開花のタイミングにもよるので、実際に剪定しようとすると悩むことも多いです。
考え方としては「中くらいの太さの枝で剪定する」と考えても良いでしょう。
今花が咲いている枝は3番花あたりだと思いますが、春の枝に比べてだいぶ細くなってきているかと思います。
かといって余り深く切り戻してしまうと株が小さくなってしまうので、「中くらいの太さの枝で剪定」となります。
文章で説明するだけではわかりにくいので、実際の剪定の写真を見ていただくのが早いですね。
↓↓↓夏花のわりに、大きめの花を咲かせてくれていますが、思い切ってすべて剪定していきます。
↓↓↓今花が咲いている枝の、一つ前の枝で剪定しています。
↓↓↓まだ蕾がついていない枝も、一つ前の枝で剪定。
↓↓↓剪定後、すっかりさみしい姿に、、、
フランス・アンフォは、耐病性がそんなに強い方ではないので、今年の「月に1回程度」の薬剤散布ではやはり黒星病で下葉を落としてしまいました、、。
剪定後の姿は少し寂しいですが、枝はすべて元気なのでこの後しっかり芽吹いて秋には花をたくさん咲かせてくれるはずです。
皆さんも、剪定すると葉が無くなってしまうような株があるかと思いますが、他のバラと同じように夏剪定して大丈夫です!
↓↓↓剪定した枝を並べたところです。