半つる性品種の夏剪定

半つる性品種の夏剪定

9月に入りました!

予定通り「9月上旬」になったので夏剪定を始めます!!

 

まず、半つる性品種などの、剪定後にステムが長く伸びてから開花する品種から始めます。

 

↓↓↓ということでまずはフェンス仕立てのシャンテ・ロゼ・ミサトから。

夏の暑さにも負けず元気に育ってます。今年の夏は薬剤散布を月に1回程度しかしていないのに、黒星病にもほとんど罹ってません。

 

↓↓↓少しではありますが、花の咲いている枝もあります。

↓↓↓蕾のついている枝もありますが、、

夏剪定の時は、これらの枝もすべて剪定してしまいます。

この時期に一斉に剪定することによって、10月中~下旬頃の秋バラがきれいに咲く時期により多くの花を咲かせるためです。

 

↓↓↓剪定する位置は、「今花の咲いている枝の一つ前の枝」を基本とします。

理由は、9月上旬ころは3番花~4番花が咲いているころで、春の開花時期に比べてだんだん枝が細くなってきているはずです。

細い枝で剪定すると、そこからは細い枝しか伸びてこないので花も小さくなってしまいます。

ある程度の枝の太さのところまで切り戻そうと思うと「今花の咲いている(つぼみのついている)枝の一つ前の枝」くらいがちょうど良いためです。

 

↓↓↓蕾がついていても、剪定します。

「せっかく蕾が開きかけているのにもったいない、、」と思われる方はこのまま咲かせても、バラの生育的には全く問題ないのですが。

秋バラの季節にきれいな花を少しでも多く楽しむためには涙を呑んで?、一斉に剪定してしまいます。

 

↓↓↓数週間前に切り戻しをしたばかりの枝からは新芽が吹き始めたばかりのこともありますが、こういった枝も同じタイミングで剪定しておきます。

 

↓↓↓ついでに、病気や暑さなどで黄色くなった葉も切り取っておきます。

 

↓↓↓剪定後の姿です。

 

↓↓↓剪定した枝を近くで見るとこんな感じです。

 

↓↓↓一株でこんなに枝を落としました。

 

↓↓↓おなじくフェンス仕立てのフラゴナール。

こちらもモリモリ元気に育ってます。

 

↓↓↓剪定後の姿です。

 

シャンテ・ロゼ・ミサトやフラゴナールは秋でも花を咲かせてくれる品種なので夏剪定をしましたが、一季咲きのつるバラに付いては夏剪定は必要ありません。剪定しても秋には開花しないので、、、。

 

追って、コンパクトな四季咲き品種の夏剪定もアップするのでお楽しみに。

 

 

 

 

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