オベリスクに咲かせている「ナエマ」(デルバール)。誘引1年目、2016年5月↓↓↓
来春に向けて、誘引をやり直します。現在の姿↓↓↓
まずは、冬剪定をします。
誘引を外さない方が剪定しやすいので、そのままで。
「ナエマ」は、太い枝からしか花芽が出ません。
枝の選別は、これくらいの基準で↓↓↓
下から上に向かって、要らない枝を切って行きます。
下の方の明らかに不要な細枝は、元からカット↓↓↓
枯れこんでいる枝も切り落とす↓↓↓
今年、花を咲かせた枝は、太い枝のところまで戻って、1~2節残してカット↓↓↓
上の方の長く伸びた枝は、もったいないと感じるかもしれませんが、
細い柔らかい枝先を残しても、良い花は咲きませんから、
太く固くなっているところまで下がってカット↓↓↓
花が付いていた枝も、固くて太いところまで下りると、かなり切ることに…。
下から上まで、ひととおり冬剪定が終わったら、残った葉を取ります↓↓↓
ひとまず冬剪定の終了。剪定は、この時点で完璧じゃなくてもOKです。
誘引途中に、切ることもできますから…↓↓↓
誘引し直すため、オベリスクを外します。ソフトタイは、ハサミを使うと早く取れます。
※枝ぶりに大きな変化がなければ、誘引を外さず、伸びた箇所だけ誘引することも可能です
今回私たちは、豪華な鉢にチェンジ↓↓↓
オベリスクも、耐久性のある「プライムオベリスクスリム」に変えることにしました。
そのついでに、植え替えもしちゃおう!ということになりました。
まず、株元を持って鉢から外します↓↓↓
1年間で出た根っこ。全体によく張っています↓↓↓
一番下には「くり返しくり返し使える鉢底石」が。洗って再利用します↓↓↓
余分な根と土を、取り除きます。
だいたい半分くらいの容量にしましょう↓↓↓中心を残して、周りを削る感じで
完成形は、こんな感じ↓↓↓
新しい鉢に植えていきますよ。
まず、鉢底石を敷いて↓↓↓
バラの土を1/3ほどの高さまで入れます↓↓↓
バラの株を、土の上に置いて、高さと中心を調整したら↓↓↓
足りない土を入れていきます↓↓↓
目的の高さまで土を入れても、土は柔らかいので、手で押すと沈みます↓↓↓
このままでは、根の間に空洞が出来たままになり、根が傷むので、
こんな棒を用意して↓↓↓
土にグイグイ刺し込んで、中まで土をしっかり入れていきます↓↓↓
この作業をしたら、これだけ土が沈みました↓↓↓
ふたたび、足りない分の土を足して↓↓↓
植え替え完了↓↓↓
さて、これからがメイン作業ですよ~。オベリスクを挿すところからスタート!
これが、ちょっと難しいです。どの枝をどの方向から出すか考え中↓↓↓
枝を押さえてもらう助っ人を呼んで、オベリスクを上から下ろします↓↓↓
オベリスクに傾きがないよう、体重をかけて鉢の底まで入れます↓↓↓
オベリスクに傾きがあると、仕上がりが不格好になるので、ご注意!
誘引してから修正は出来ないので、この時点で真っ直ぐにしておくこと!
ようやく枝の誘引です。
太くて固い枝から、30度くらいの角度を付けて、巻いていきましょう。
左巻きをしたら、↓↓↓
次は、右巻き。と言う具合に、右巻き、左巻きを交互に繰り返します↓↓↓
枝と枝の間隔は、これくらい空くように↓↓↓
菱形が出来るのが理想です↓↓↓
あと、足もとの短い枝は、下の方にも花を付けるために重要な枝↓↓↓
上向きに花芽が出るように誘引して、はみ出たらカットすることも…↓↓↓
下の方にも花が付くよう、短い枝も大事に使いましょう!
完成形です。枝がまだ短いので、上の方が若干空き気味ですが、まずまず。
きっと春はキレイに咲いてくれるはずです。↓↓↓
オベリスクの誘引は、フェンスやトレリスの誘引よりも難しいと思います。
でも、毎年繰り返すうち、コツを掴んで上達します。
ぜひトライしてみてください!
誘引が多少不格好でも、しっかりした枝ならば、キレイに咲いてくれますので…。
今回は植え替えをしたので、最後に水をたっぷりやって終了です↓↓↓